【NPO 国境なき技師団 オンラインセミナー】
「災害復興プロジェクト、現場代理人が語る」
第1回 三陸沿岸道路・吉浜トンネル工事「復興の現場で何ができたか」
■概要:
三陸沿岸道路計画は仙台から八戸まで三陸地方を縦断するもので、救援物資の輸送や緊急医療への搬送が期待されることから、震災後、従来計画されていた道路建設を前倒しで建設することになりました。
東日本大震災から10年が過ぎました。発災直後に国、自治体は破壊したインフラの復旧、復興のため様々な建設プロジェクトを立ち上げ、呼応して建設会社は災害時の特別な環境下で工事を遂行しました。災害列島の非常時に施工を担当した現場代理人の声は貴重な記録です。
オンラインセミナー「災害復興プロジェクト、現場代理人が語る」をシリーズで開催します。
第1回は 三陸道路・吉浜トンネル工事「復興の現場で何ができたか」という題目で施工会社の清水建設(株)の現場代理人が講師です。
岩手県大船渡市・吉浜では三陸道のトンネルと高架橋を含む全長3.6キロ区間で震災から1年後の2012年3月に工事契約が締結され、高架橋下部工の建設とトンネル掘削を並行して施工し、丸3年をかけて2015年3月に竣工しました。
講演内容は、大震災被害地域の特殊な環境下、大規模なトンネルおよび高架橋下部工工事を進める中で経験したこと、苦労談、地域の方たちとの交流など、多岐にわたります。土木技術者としての振り返りをご紹介します。
■開催日時:2022年3月1日(火)14:00〜16:00
■会場:オンライン(Zoom ウェビナー)
■参加費:無料
■申し込み:国境なき技師団セミナーページ
https://ewb-japan.org/seminar-app/
※ウェビナー参加用URLを2月25日までにe-メールにてお送りします。
■申込締切日:2022年2月22日(先着500名)
■CPD:土木学会認定CPDプログラム 1.2単位[JSCE22-0043]
■主催 NPO 国境なき技師団
■後援:公益社団法人土木学会
■お問合せ:Email:info@ewb-japan.org
■プログラム:
1.セミナー開催にあたって (14:00~14:05)
NPO 国境なき技師団
2.講演(14:05~16:00)
三原 泰司氏[清水建設株式会社 土木技術本部 上席エンジニア]
(元 清水・青木あすなろ特定建設工事共同企業体 吉浜道路工事 現場代理人)
テーマ:「復興の現場で何ができたか」
前半:工事環境・資源側面への対応(40分)
“若手技術者から先輩へ聞く”コーナー①(15分)
後半:地域と一体となった復興推進(45分)
“若手技術者から先輩へ聞く”コーナー②(15分)