土木学会2025年2月新刊のご案内『鋼構造シリーズ40 鋼床板の維持管理技術~補修補強・疲労強度評価・床板取替への適用~』

鋼構造委員会から、『鋼構造シリーズ40 鋼床板の維持管理技術~補修補強・疲労強度評価・床板取替への適用~』が発刊され、好評発売中です。

本書は3編で構成されています。第1編「鋼床版の維持管理」では高速道路会社などで確立されつつある鋼床版の疲労損傷の補修・補強方法について、実例を紹介しています。第2編「鋼床版溶接継手部の疲労強度評価法」では、鋼床版の疲労強度評価に関する研究事例を取りまとめ、実橋を対象とした疲労照査事例を示しています。第3編「取替鋼床版」では、老朽化したRC床版から鋼床版への取替事例を紹介するとともに計画・設計・施工の観点から、留意点などを記載しています。

(書籍情報)
■編集:鋼構造委員会 鋼床版の維持管理と更新に関する調査研究小委員会
 (委員長:法政大学・内田 大介)
■定価:3,630円(本体3,300円+税)
■会員頒布:3,270円(本体2,973円+税) ■送料:600円(本体546円+税)
ISBN 978-4-8106-1098-7

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3433

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

<1/16@東京>ミニ座談会&相談会(開発コンサルティング企業 )

ECFAではこの度、開発コンサルティング企業への就職に関心がある方を対象とした「開発コンサルティング企業 相談会」を開催します。

開発コンサルティングの仕事について理解を深めていただくために、実際にそこで働く開発コンサルタントや人事担当者と直接話ができる機会になっています。

また、会場内でミニ座談会を開催!
どこのブースをまわればよいかわからない、個別相談のブースに行くのはちょっと勇気が必要だなぁと思われている方はぜひこちらのミニ座談会を活用ください。
人事担当者やコンサルタントの方が会社紹介などを行います。
 16:10~16:30(株)コーエイリサーチ&コンサルティング
 16:30~16:50 西日本技術開発(株)
 16:50~17:10(株)片平エンジニアリング・インターナショナル
 17:10~17:30 いであ(株)
 17:30~17:50 国際航業(株)
 17:50~18:10(株)エックス都市研究所
 18:10~18:30(株)長大
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座屈の照査について

お世話になります

鋼製部材の座屈の照査方法について質問です

照明柱などのような、重量のある製品を載荷するための、鋼製の箱の設計ができないかといわれているのですが当社ではそういったものを設計した経験がなく困っております
懸念事項は座屈で、箱の中にはリブを設けることで座屈しないようにしようと考えているのですが座屈の照査方法がわからないという状況です・・・
手元にある道路橋示方書を確認しましたが、座屈の照査方法が載っていませんでした。
素人な質問で大変お恥ずかしいのですが、座屈の照査方法についてご教示いただけないでしょうか  
また、どの道路橋示方書に、座屈の照査方法について載っていますでしょうか

ご回答いただけると幸いです
よろしくお願いいたします。

路面上部にアーチや吊材等の全くない橋梁の歩行者等の被雷対策について

初歩的な質問で申し訳ありませんが、知見のある方、ご意見を賜りたく存じます。

上部工が単純鋼桁で構成され、上部にコンクリート床版があり、その上が路面になっているごく一般的な道路橋渡河部の歩行者等の避雷対策についてお聞きします。
上部がアーチや吊橋、斜張橋などの形式の橋では、おそらく落雷する場所は鋼部材の頂部となる確率が高いと思います。

ごく一般的な鋼単純鋼桁橋の場合、橋面には高欄ぐらいしかありません。そのような橋で、照明ポール(H=10m程度)は橋上の歩行者や自転車にとって、避雷針的な役割を果たすことはあるのでしょうか。
それとも照明ポールがあっても、雷にとっては全く無意味で、橋の上で被雷することもあるのでしょうか。
また、照明ポールを建てない場合は、歩行者や自転車からみて、上部には何もない状態になると思いますが、その場合は、歩行者等に落雷する危険は増すのでしょうか。

例えば東京ゲートブリッジは、雷注意報が出れば上部の歩道は必ず通行止めになりますが、これは高さ的にも落雷の危険性がかなり高いからだと思います。
地上高が10mに満たないが、河川上の橋なので、周囲には何も建造物のない橋の場合でも、特段避雷針などは設けられていませんが、歩行者や自転車の安全性は特段考慮しなくてもよいのでしょうか。

よろしくお願い致します。

特定溝橋定期点検について

表題についてご教示いただけますと幸いです。

定期点検の点検調書は、受注者にて全国道路施設点検データベース登録に登録するのが一般的でしょうか。

設計書の項目に登録費が計上されていないと思うのですが、
定期点検の項目に含まれる認識なのでしょうか。

プレキャストボックスカルバートのウィング(擁壁)について

門型ラーメン・箱型函渠予備設計の検討範囲について質問です。
(道路予備Bも含まれます。)

・プレキャストボックスカルバートが採用案となり、
 盛こぼしを防ぐためにウィング(L型擁壁等)を想定しております。
 ⇒予備設計の範囲でこのウィング(擁壁等)の構造形式も決定する必要があるのでしょうか。
  当方は、設計範囲に含まれていないと考えているのですが、いかがでしょうか。

年度末でお忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。

合成桁、非合成桁での許容応力低減について

橋梁初心者です
2点質問がございます
合成桁について、抵抗断面が鋼+鉄筋の場合の上フランジでは、局部座屈による許容応力の低減は発生するのでしょうか
合成断面では発生しないと考えています

非合成桁での上フランジが圧縮応力が発生したの際に横倒れ座屈による許容応力の低減は発生するのでしょうか

よろしくお願いします

橋梁点検について

現在県の委託で橋梁点検を実施しています。
現地踏査を終え、作業計画を立てて実施計画書の提出へ打合せを行ったところ、発注者が勝手に予定を確定して関係機関に連絡していました。確かに初回打合せで暫定の予定を言いましたが、実施計画書も提出していないのに勝手に予定を確定するのはどうなのでしょうか。発注者は初回打合せで予定を言ったじゃないか。こっちの責任にするのか。など一方的に押し返されてしまいました。点検業務では実施計画書を提出して発注者の了解を得て、初めて工程が確定するのではないんでしょうか。

第40回 地質調査総合センターシンポジウム 令和5年度地圏資源環境研究部門研究成果報告会 海と陸をつなぐ地下水の動き ―地層処分研究における地圏資源環境研究部門の取り組み―

第40回 地質調査総合センターシンポジウム
令和5年度地圏資源環境研究部門研究成果報告会
海と陸をつなぐ地下水の動き ―地層処分研究における地圏資源環境研究部門の取り組み―

■日時:2023年12月8日(金)13:30~17:15(予定)
■会場:秋葉原コンベンションホール & Hybrid スタジオ
    (東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 2F)
■定員:150名(事前登録制)
■参加費:無料
■主催:(国研)産業技術総合研究所 地質調査総合センター
■共催:産業技術連携推進会議 環境・エネルギー部会・地圏環境分科会、知的基盤部会・地質地盤情報分科会
■詳細・申込:https://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/sympo40/index.html
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既設橋台背面アプローチ部におけるEPS盛土の採用事例

安定計算において、転倒・滑動の項目で許容値をオーバーしている既設橋台(重力式橋台)があります。
橋台背面は掘削が可能な条件(通行止め可)であるため、EPSの適用が可能か検討しております。
そこで、EPSは通常の土砂とは異なり自立しているので、橋台についてもL2の照査が必要と伺いました。
竪壁には鉄筋が入っていないため、L2で揺らした場合、話にならない結果がでると想定しております。

既設重力式橋台の背面にEPSを設置した設計事例をご存じの方、
L1のみの計算で良しとしたケースや、根拠をご存じであれば教えて頂けませんでしょうか。