土木学会2025年7月新刊のご案内『続・地盤は悪夢を知っていた―地盤に残る地震痕跡―』

地震工学委員会 地震防災技術の伝承・教育に関する検討小委員会 編(執筆代表:小長井一男) から、『続・地盤は悪夢を知っていた -地盤に残る地震痕跡-』が発刊され、好評発売中です。

2024年正月の能登半島地震では、2007年に見た地震被害と瓜二つの光景を同じ場所で見ることになりました。その後の9月の豪雨で崩落を起こした場所は、享保能登地震後の豪雨で崩落した箇所に重なります。粘土細工のように地盤に刻まれた地震の痕跡は、同じ災禍が同じ場所で、過去にも、今も、また将来も繰り返される可能性があることを暗示しています。
前書『地盤は悪夢を知っていた』に引き続き、『戸川通(へがわどおり)往還難所工事諸留』、『大刀禰(おおとね)嘉作家文書』などの古文書、絵図、近現代の小説や映画の描く情景に潜む地形・地質と災害、復興、人の生活との関わり合いを通観し、合理的な防災・減災への知恵を探ります。

(書籍情報)
■編集:地震工学委員会委員会 地震防災技術の伝承・教育に関する検討小委員会
 (委員長:長岡技術科学大学・池田隆明、執筆代表:東京大学・小長井一男)
■定価:1,320円(本体 1,200円+税)
■ISBN 978-4-8106-1152-6

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3463

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今月の新着記事/建設技術者のための情報発信サイト「コンコム/CONCOM」

建設技術者のための情報発信サイト「コンコム」では、
7月1日に新規記事を更新しました。

☆☆注目動画☆☆
【小規模工事におけるICT活用】
 https://concom.jp/contents/video_learn/vol020/

【今月の新着記事】

◎現場の失敗と対策 
 ・コンクリート工事/打設後(養生・修繕等)
 『脱塩工法によってアルカリシリカ反応を促進してしまったか?』
  https://concom.jp/contents/countermeasure/vol084/
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【小規模工事におけるICT活用】
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【今月の新着記事】
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国総研「任期付研究員」の公募 ~河川・海岸分野で研究者を募集します~

国総研は、「国土を強靱化し、国民のいのちと暮らしをまもる研究」、「社会の生産性と成長力を高める研究」、「快適で安心な暮らしを支える研究」の3つの重点分野を設定して、住宅・社会資本整備に関する調査・研究を行っています。
今般、河川・海岸の研究分野で、国総研でともに働く任期付研究員を募集します。

<公募する職名及び職務内容>
1.河川研究部 海岸研究室 研究官(1人)
「気候変動に適応した海岸保全に関する研究」

2.河川研究部 水害研究室 研究官(1人)
「水災害が地域社会・経済に及ぼす波及影響に関する研究」

3.河川研究部 大規模河川構造物研究室 研究官(1人)
「既設ダムの機能を最大限活用した水災害リスクマネジメントに関する研究」
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総合防災科学等の助成事業募集のご案内(関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団)

公益財団法人 関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団は、
総合防災科学等の研究に従事する研究者を支援するため、助成事業の募集をしています。
[助成種類]
①研究助成 ②国際交流活動助成(研究者海外渡航)③国際交流活動助成(海外研究者招聘)④研究成果の出版助成 ⑤研究発表会等の開催助成
(※②、⑤はオンライン開催、④は指定期間内掲載済の一部、も対象とする)
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今月の新着記事/建設技術者のための情報発信サイト「コンコム/CONCOM」

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☆☆注目動画☆☆
【小規模工事におけるICT活用】
 https://concom.jp/contents/video_learn/vol020/

【今月の新着記事】

◎現場の失敗と対策 
 ・基礎工事/新工法・その他
 『鋼管ソイルセメント杭の沈設不能と再施工』
  https://concom.jp/contents/countermeasure/vol082/
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擁壁の「死に体」判断について

擁壁の「死に体」について、具体的にどのように確認し、判断すればよいでしょうか?
天端裏がすいている、擁壁にひび割れが発生しているのは、どの程度から「死に体」といえるのでしょうか?
本件に関して、参考になる文献はあるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

災害前後の標高について

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能登半島地震による港関係の災害復旧設計業務を行っています。能登地震により、電子基準点が一時使用できなくなり、昨年ようやく復旧して、測量、設計、工事などが進行しています。ところが、2025/4/1から電子基準点の標高が改訂されました。これによって、今まで進んでいた設計や工事にどのような影響はでるのでしょうか。自分の担当している範囲では、改訂前と比べて18cm低くなっています。どなたか、お詳しい方がいらしたら、ご教授ください。

【教員公募】群馬大学 大学院理工学府(土木環境プログラム) 教授

郡馬大学大学院理工学府 物質・環境部門(土木環境プログラム)では、教授を公募しています。

所属:大学院理工学府 物質環境部門(土木環境プログラム)
職名・人員: 教授 1名
採用予定年月日:2026年4月1日(以降のできるだけ早い時期)
専門分野:水工学、水防災学関連分野
応募期限:2025年7月31日(木)[JST] 必着
詳細は下記URLをご覧ください
https://www.st.gunma-u.ac.jp/28081

関係各位へ周知していただけますと幸いです。

国土交通省国土技術政策総合研究所 研究所公募型委託研究に係る手続き開始の公示

国土技術政策総合研究所では、効率的な技術開発を実施すべく、委託研究を行っております。
この度、下記の委託研究を実施する者を公募いたします。
なお、本公募は、研究全体期間3年間(令和5年度~令和7年度)のうちの3年目の委託研究を実施する者の公募であり、応募者は研究計画の提出より前に、参加意思確認書の提出が必要です。
詳細については、「共同研究・委託研究」のページ(下記URL)をご覧ください。
 共同研究・委託研究:https://www.nilim.go.jp/lab/bbg/kyoudou/index.html

(公募開始)令和7年4月8日(火)9時

(参加意思確認書の提出期限)令和7年4月18日(金)12時

(研究計画の提出期限)令和7年5月19日(月)12時

(委託研究課題名)流域デジタルツインのデータ連携技術に関する研究開発