土木学会2025年10月新刊のご案内『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』

土木学会2025年10月新刊のご案内『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』

建設技術研究委員会 仮設構造物の計画と施工改訂小委員会から、『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』が発刊され、好評発売中です。

「仮設構造物の計画と施工」を15年ぶりに改訂しました。
本書は、建設会社を中心とした実務経験が豊富な現場技術者・設計技術者が中心となり、現場経験や設計の実務経験を通じて身に着けたノウハウをとりまとめた図書になっています。仮設構造物は、一時的な構造物と軽視されがちですが、実は設計と施工の両方に関する十分な知識を把握していないと適切な計画ができない非常に難しい工種です。本書は、初級~中級技術者が仮設構造物を計画する場合の手引書とて執筆しています。本書を読んで仮設構造物の計画と施工の難しさを知ると同時に、自分が立てた仮設計画で現場が順調に進捗する醍醐味を味わっていただければ幸いです。

(書籍情報)
■編集:建設技術研究委員会 「仮設構造物の計画と施工」改訂小委員会 
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土木学会2025年10月新刊のご案内『トンネル・ライブリー35 国内外におけるシールドセグメントの設計法』

トンネル工学委員会技術小委員会シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会から、『トンネル・ライブリー35国内外におけるシールドセグメントの設計法』が発刊され、好評発売中です。
 本書は,トンネル工学委員会技術小委員会のもとに設置された「シールドトンネルに関する国内外の基準検討部会」の活動成果をまとめたものである.本書では,主として,セグメントリングの設計法を対象として,①国内と海外,それぞれの主要な基準類による設計法を比較,整理したこと,②国内外の設計法を比較し,その違いは地盤の硬さによることを定量的に示せたこと,③国内外の設計法により試設計を行い,設計法が覆工断面力に与える影響を把握したこと,④施工時荷重の検討例を示せたこと,⑤これらを通じて,シールドトンネルの設計・施工の思想の体系化を図れたこと,等が大きな成果である.
 本書が,国内外のシールドトンネルの覆工設計法の相互理解の一助になれば幸いである.

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土木学会2025年9月新刊のご案内『複合構造レポート21 グリーングレーハイブリッドインフラの現状と将来展望』

複合構造委員会から、『 複合構造レポート21 グリーングレーハイブリッドインフラの現状と将来展望』が発刊され、好評発売中です。
-グリーングレーハイブリッドインフラの性能評価序章-
従来の人工構造物(グレーインフラ)と自然を活かしたグリーンインフラを融合したハイブリッドインフラは,従来のインフラの機能の発現にとどまらず,地域社会や環境に新たな価値を創出することが期待されている.本書は,ハイブリッドインフラの実現に向けて,グレーインフラとグリーンインフラに関わる技術者や研究者が一堂に会し,事例分析等を通じて,ハイブリッドインフラを設計する上での基本理念を取りまとめたものである.現場の技術者や研究者はもちろん,この分野に関心を持ち始めた読者にとっても,ハイブリッドインフラのコンセプトと技術課題等を理解するための一助となれば幸いである.

(書籍情報)
■編集:複合構造委員会 グリーングレーハイブリッドインフラの評価に関する研究小委員会
 (委員長:(株)HRC研究所・滝本 和志)
■定価:2,750円(本体2,500円+税)
■ISBN:978-4-8106-1156-4

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3473

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

土木学会2025年8月新刊のご案内『土木技術者のための岩盤力学(2025年度改訂版)【応用編】』

岩盤力学委員会から、『 土木技術者のための岩盤力学(2025年度改訂版)【応用編】』が発刊され、好評発売中です。

「半世紀ぶりの大改訂版!」
本書では,大型化,複雑化する岩盤構造物の設計,施工を行うにあたり必要となる「岩盤力学」の最新の学理およびその応用事例を体系的に整理しています.今回,「基礎編」に続いて出版される「応用編」では,多くの岩盤構造物の建設を通して蓄積された工学的知見を事例とともにわかりやすく解説しており,岩盤を扱う土木技術者には必携の図書になります.
電子版で出版される本書には,本編内の相互リンクや参考文献での外部webサイトへのリンクが付加されており,検索機能が飛躍的に拡充しています.これにより,読者は内容をより深く,より効率的に学べるようになっています.是非この機会にお手に取ってください.

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土木学会2025年8月新刊のご案内『地震被害調査シリーズNo.4 2023年トルコ・シリア地震 被害調査報告書』

地震工学委員会から、『 地震被害調査シリーズNo.4 2023年トルコ・シリア地震 被害調査報告書』が発刊され、好評発売中です。

-2023年トルコ・シリア地震による被害を網羅的に解説―
本報告書は、2023年2月6日に発生したトルコ南東部・カフラマンマラシュ地震(トルコ・シリア地震)による、地震動ならびに断層変位の特徴や、地盤、建物、橋梁、ライフラインの被害、および、災害発生後の対応と住宅の復興について、土木学会調査団により網羅的に調査・分析した結果を取りまとめたものです。規模の大きな地震が短い期間に連続して発生した結果、強震動、地盤変状、斜面崩壊、地表断層変位による複合的な荷重が土木構造物に作用して地震被害が助長されました。防災・減災の対策を講じる立場の技術者や自治体職員の皆様などに対して役立つように、数多くの災害事例が丁寧に解説されています。

(書籍情報)
■編集:地震工学委員会 地震被害調査小委員会
 (委員長:京都大学・後藤 浩之)
■定価:7,700円(本体7,000円+税)
■ISBN:978-4-8106-1150-2

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3470

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

土木学会2025年8月新刊のご案内『コンクリートライブラリー168 建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術指針(案)』

コンクリート委員会から、『コンクリートライブラリー168 建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術指針(案)』が発刊され、好評発売中です。
 -建設用3Dプリント埋設型枠を用いたコンクリート構造物の技術、事例を分かりやすく解説-
建設用3Dプリンティング技術は、現在では橋梁や住宅といった実構造物にも活用されており、我が国においても土木構造物の埋設型枠等への適用事例が着実に増加しています。建設現場における人手不足、工期短縮、環境負荷の低減といった社会的課題に対し、3Dプリンティング技術は新たな解決策を提供する可能性を秘めています。一方で、設計・製造・施工・維持管理の各段階においては、レオロジー特性の制御、プリント造形物の性能評価、施工中の安定性確保、装置故障時の対応策など、克服すべき課題が多岐にわたります。本書では、3Dプリント埋設型枠の製造やこれを用いたコンクリート構造物を構築する際の課題を体系的に整理し、構造計画、設計、製造、施工、品質管理、検査、維持管理に至るまでの取り扱いについて取りまとめました。3Dプリンタによる積層体の強度試験方法、設計例、プリント事例なども豊富に収録しており、建設用3Dプリント技術の導入を検討している技術者にとって最適な参考書です。

(書籍情報)
■編集:コンクリート委員会 建設用3Dプリンタによる埋設型枠設計・施工に関する研究小委員会
 (委員長:東京大学・石田哲也)
■定価:3,300円(本体3,000円+税)
■ISBN:978-4-8106-1144-1

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3464

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

土木学会2025年8月新刊のご案内『2024年制定 複合構造標準示方書【3冊セット】』

複合構造委員会から、『2024年制定 複合構造標準示方書【3冊セット】』が発刊され、好評発売中です。
~構造物のライフサイクルを扱う先進的な示方書の発刊~
新たな社会基盤施設を広く整備する時代から既存の施設を安全かつ効率的に維持し続ける時代に移り、構造物のライフサイクルを総合的かつ合理的に扱うことが可能な示方書はどうあるべきかを議論し、その結果を具現化・体系化したのが本示方書です。鋼とコンクリートの複合構造物、FRP部材、さらには各種補修・補強部材も対象に、構造物編、標準編、資料編の三層の構成としています。複合構造物の計画段階から、建設段階、維持段階、供用終了段階までのライフサイクルを通した性能確保に取り組むことが可能な、革新的かつ先進的な示方書です。

(書籍情報)
■編集:複合構造委員会 複合構造標準示方書小委員会
 (委員長:山梨大学・齊藤 成彦)
■定価:23,100円(本体21,000円+税)
■ISBN 978-4-8106-1165-6

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail3461_10.htm

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

土木学会2025年7月新刊のご案内『続・地盤は悪夢を知っていた―地盤に残る地震痕跡―』

地震工学委員会 地震防災技術の伝承・教育に関する検討小委員会 編(執筆代表:小長井一男) から、『続・地盤は悪夢を知っていた -地盤に残る地震痕跡-』が発刊され、好評発売中です。

2024年正月の能登半島地震では、2007年に見た地震被害と瓜二つの光景を同じ場所で見ることになりました。その後の9月の豪雨で崩落を起こした場所は、享保能登地震後の豪雨で崩落した箇所に重なります。粘土細工のように地盤に刻まれた地震の痕跡は、同じ災禍が同じ場所で、過去にも、今も、また将来も繰り返される可能性があることを暗示しています。
前書『地盤は悪夢を知っていた』に引き続き、『戸川通(へがわどおり)往還難所工事諸留』、『大刀禰(おおとね)嘉作家文書』などの古文書、絵図、近現代の小説や映画の描く情景に潜む地形・地質と災害、復興、人の生活との関わり合いを通観し、合理的な防災・減災への知恵を探ります。

(書籍情報)
■編集:地震工学委員会委員会 地震防災技術の伝承・教育に関する検討小委員会
 (委員長:長岡技術科学大学・池田隆明、執筆代表:東京大学・小長井一男)
■定価:1,320円(本体 1,200円+税)
■ISBN 978-4-8106-1152-6

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3463

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。

『図説 日本の港』(朝倉書店)刊行のお知らせ

このたび,『図説 日本の港』(発行元:朝倉書店)が上梓のはこびとなりました。

本書は,豊富な写真とともに様々なテーマを解説する書籍群『図説 日本の○○』が好評の朝倉書店が企画し,港湾関係者で構成される編集委員会(編集委員長:国際臨海開発研究センター調査役 樋口嘉章)を設立し刊行の準備を進めてきたものです。

全国の特徴ある港を約70か所取り上げ,それぞれの歴史,文化,地形的な特徴,港としての役割,魅力などを,港に長く携わってきた経験豊富な執筆陣がオールカラーでビジュアルに解説しています。内容は,知的好奇心を満たしながら港の基礎知識が身につき,読後に港を訪問したくなるよう工夫されており,一般の観光案内書とは一線を画しています。港に興味のある一般読者のみならず,土木工学・港湾工学・地理学・観光学といった関連分野のプロフェッショナルにとっても読み応えがある内容に仕上がりました。ぜひ書店でお手にとっていただければ幸いです。

『図説日本の港』
●「図説 日本の港」編集委員会 (編)
●B5判180ページ/定価4,730円(本体4,300円+税)
●2025年6月16日発売
詳細は朝倉書店ウェブサイトをご覧ください。
https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=26181

土木学会2025年5月新刊のご案内『日本インフラの体力診断』

日本インフラの体力診断小委員会から、『日本インフラの体力診断』が発刊され、好評発売中です。

わたしたちの暮らしを支えるインフラ(社会基盤)は、今、どのような状況にあるのでしょうか? 本書は、高速道路や新幹線などの「国土を支えるインフラ」と、公園や公共交通、上下水道といった「暮らしを支えるインフラ」について、その充実度をさまざまな資料に基づいて整理し、海外との相対比較などを通じた「体力診断」としてまとめたものです。本書を通じ、多くの方に日本のインフラの現状(=体力)を知っていただけたら幸いです。

(書籍情報)
■編集:日本インフラの体力診断小委員会
 (委員長:政策研究大学院大学 家田 仁)
■定価:2,200円(本体 2,000円+税)
■ISBN 978-4-8106-1125-0

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3455

土木学会会員の方は、会員頒布価格にて本書をお買い求めいただけます。