土木学会2025年10月新刊のご案内『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』

土木学会2025年10月新刊のご案内『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』

建設技術研究委員会 仮設構造物の計画と施工改訂小委員会から、『仮設構造物の計画と施工[2025年改訂版]』が発刊され、好評発売中です。

「仮設構造物の計画と施工」を15年ぶりに改訂しました。
本書は、建設会社を中心とした実務経験が豊富な現場技術者・設計技術者が中心となり、現場経験や設計の実務経験を通じて身に着けたノウハウをとりまとめた図書になっています。仮設構造物は、一時的な構造物と軽視されがちですが、実は設計と施工の両方に関する十分な知識を把握していないと適切な計画ができない非常に難しい工種です。本書は、初級~中級技術者が仮設構造物を計画する場合の手引書とて執筆しています。本書を読んで仮設構造物の計画と施工の難しさを知ると同時に、自分が立てた仮設計画で現場が順調に進捗する醍醐味を味わっていただければ幸いです。

(書籍情報)
■編集:建設技術研究委員会 「仮設構造物の計画と施工」改訂小委員会 
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仮桟橋の綾構について

お世話になっております。
表題の件ですが、仮桟橋の綾構で水平継材についてご教示いただきたいです。
仮設工指針では、水平継材やブレスは圧縮材として検討する
となっていますが、実際は自重による曲げも発生していると思います。
例えば水平継材をC-125として、杭スパンが4mであれば、
横倒れ座屈のL/b=30以下の制限を超過します。

指針で曲げを無視している理由は何なのでしょうか。

道路詳細設計に含まれる仮設構造物とは

国の設計業務等共通仕様書の道路詳細設計の項目に仮設構造物設計があります。
この項目を読むと、「構造計算、断面計算または流量計算等を必要とする仮設構造物について、…」とあります。

この仮設構造物とはどの範囲までを含むのでしょうか。
文言だけを見ると土留め工も含むと読むことができないでしょうか。