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大型フトンかごの抑止力

小規模な地すべり地で確実に安全率を上げようと大型フトンかご3段積み程度を計画しようと思っています。
ただ、判然としないのがこの大型フトンかご3段分の抑止力(Pr)がどの程度なのか・・・ということです。
単純な考え方として、3段分の籠の重量×摩擦係数0.6程度として地すべり安定解析の分子にプラスしてよいものでしょうか・・・

ちなみに籠の規模は奥行き2.0m、高さ1.0m×3段積み(50cmずらし)です。
単体は18kN/m3としています。

宜しくお願いします。

【地盤工学会技術講習会】「わかって使うFEM」

主催:公益社団法人 地盤工学会
後援:社団法人 日本地すべり学会、公益社団法人 土木学会、一般社団法人 日本建築学会

コンピュータ技術のめざましい進歩と実務における変形解析のニーズの高まりから,有限要素法(FEM)に基づく数値解析の役割は近年ますます重要なものとなってきています。弾塑性解析や土-水連成解析など地盤の力学挙動を精密に再現できるFEMプログラムが開発されています。
この講習会では,実際にFEM解析を参加者自身が体験することで,数値解析への理解をより深めてもらうことに主眼がおかれています。数多くのFEMソフトが市販される中,プログラムの本質を解析者自身が十分に理解せずに利用する例は近年増えてきており,FEMソフト自身の持つ可能性・危険性を初心者にとっても分かりやすく知るための講習会として,毎年開催しているものです。弾性論およびFEMの初歩に触れたことのある方を対象にして,基礎理論およびFEMプログラムの解説をするとともに,電算実習をとおしてFEM解析のより有効な利用法が習得できる構成となっております。奮ってご参加ください。

G-CPDポイント数:28.0
日時:平成 24 年 9月 18日(火)~ 20日(木)の3日間 9:00(初日は9:30)~20:00
会場:地盤工学会 大会議室(東京都文京区千石4―38―2)
会費:地盤工学会会員54,000円 非会員70,000円 学生会員44,000円 後援団体の会員69,000円(テキスト代別)
テキスト:既刊本「地盤技術者のためのFEMシリーズ② 弾塑性有限要素法がわかる」(価格:会員および後援団体の会員3,045円 定価(非会員)3,990円,ともに税込み),「地盤技術者のためのFEMシリーズ③ 弾塑性有限要素法をつかう」(価格:会員および後援団体の会員4,515円 定価(非会員)5,880円,ともに税込み)の2冊を使用します。テキストが必要な方は申込書にその旨ご記入いただければ,講習会受講券・請求書とは別に,お送りいたします。ただし,その場合別途送料(550円)がかかりますのでご承知おきください。既にお持ちの方は持参してください。
持参するもの:ノートパソコン
定  員:30名
内  容:三次元弾塑性FEM解析に関する講義とパソコン実習を行います。あらかじめ入力定数の誤りを含んだ問題を参加者に配布しておき,解析結果からその原因を発見させる“デバッグ演習”など,FEMに関する解析センスが身に付くような構成となっております。
講 師:石井 武司(中央大学),荻迫 栄治(清水建設(株)),若井 明彦(群馬大学),橘 伸也 (埼玉大学)
特別講演:宇高 竹和(株式会社地震工学研究所)

申し込み方法など詳細はこちら:
http://www.jiban.or.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=127…

第11回木材利用研究発表会の開催のお知らせ

土木学会木材工学委員会では、土木分野におけるあらゆる木材利用に関する調査・研究を対象とした第11回木材利用研究発表会を開催いたします。
本研究発表会では、木橋、木製ダム、木杭、地盤改良等の木材を利用した土木構造・工法、木材、木製構造物の耐久性、木材のカスケード利用、環境影響評価など土木分野における木材利用に関する多岐に渡る論文の発表を予定しております。研究発表会の内容はこれからの土木における木材利用や、環境貢献を考えていくうえで、大変参考になる技術的知見や情報が含まれております。多数のご参加をいただきますようご案内申し上げます。
 
● 主催:公益社団法人土木学会(担当:木材工学委員会)、土木における木材の利用拡大に関する横断的研究会
● 後援予定:一般社団法人日本木材学会、一般社団法人日本森林学会、(社)砂防学会、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本木材加工技術協会、公益社団法人日本木材保存協会、木橋技術協会
● 日時:2012年8月30日(木)14:00~17:00、8月31日(金)9:00~15:30
● 会場:土木学会 2階講堂 
● 参加費:会員・後援団体会員3,000円、非会員5,000円、学生1,000円(論文集・報告集代を含む)
● プログラム:研究発表会の詳しいプログラムなどの情報は、木材工学委員会のホームページをご覧ください。
http://tbl.tec.fukuoka-u.ac.jp/jsce-wood/
● 申込方法:当日会場でお申し込み下さい。
● 問合先:土木学会事務局研究事業課 事務局担当:田中博
  TEL:03-3355-3559(課直通)
  E-mail: h-tanaka@jsce.or.jp
● 詳細: http://tbl.tec.fukuoka-u.ac.jp/jsce-wood/

モルタルの品質管理試験方法について

セクション

今回、森林管理署の治山工事を担当することになり、その中に『岩石接着工』があり、目地モルタルや注入モルタルの品質管理試験があるのですが、試験方法が分かりません。
試験項目 『引張接着強さ』 『単位重量』 『曲げ強さ』 があるのですが、曲げ強さはJIS A 1106 でよいと思うのですが、
『引張接着強さ』 『単位重量』が分かりません。どなたか、ご存知の方、経験のある方、教えて頂けないでしょうか?

東日本大震災アーカイブ特別委員会 委員公募のお知らせ

東日本大震災アーカイブ特別委員会は、平成24年7月理事会において設置を承認されました。
当特別委員会活動の主な項目として、GIS機能の研究、映像配信、情報の公開手法とともに、将来的な継続のための登録情報入手方法、そのルートの確立などを計画しています。
当特別委員会への特別な会員資格などはありません。また活動期間は1年を予定しております。
当委員会の趣旨にご賛同下さり、今後の委員会活動に積極的にご参加いただける方の積極的なご応募をお待ちしております。

公募期間:2012年9月14日まで
連絡先:土木学会 土木図書館 事務局 野末道子 nozue@jsce.or.jp

詳細は以下の特別委員会サイトをご覧ください。
http://committees.jsce.or.jp/eq20110311/node/5

応募受付中!eco japan cup2012

★“エコビジネスの芽を見つけ、育てるコンテスト”eco japan cup★

【募集内容】
ビジネス部門、カルチャー部門、ライフスタイル部門、ポリシー部門の4部門にて
環境ビジネスプラン、エコをテーマにしたアート、デザイン、音楽、ライフスタイル、市民グループ活動、政策提言などを募集しています。

【賞・賞金】
・ビジネス部門  環境ビジネス・ベンチャーオープン 大賞300万円、敢闘賞100万円
・カルチャー部門 (エコデザイン、エココミュニケーション、エコミュージック、エコアート) グランプリ100万円、準グランプリ50万円
・ライフスタイル部門  エコチャレンジ!大賞30万円、エコチャレンジ!賞10万円、
元気大賞30万円、奨励賞10万円
・ポリシー部門 賞状
・その他 企業賞あり(随時発表)

【応募方法】
eco japan cupホームページ( http://www.eco-japan-cup.com/ )の参加登録フォームにて「参加登録番号」を取得後、応募フォームにて応募いただきます。すべてWEBでの受付けとなります。詳細はホームページの応募要項を参照願います。
9月5日(水)応募締切です。

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主催: 環境ビジネスウィメン・環境省・国土交通省・総務省・日本政策投資銀行・三井住友銀行
期間: 2012年08月20日 ~ 2012年09月05日
開催場所: 東京都足立区梅島3-3-19-2F
東京ビックサイト他
参加費: 無料
参考サイト: http://www.eco-japan-cup.com/
問い合わせ先: eco japan cup総合運営事務局
担当:石井
電話:03-5888-9139
FAX :03-5888-9140
e-mail: ejc@eco-japan-cup.com

鉛直杭載荷試験の必要性

こんにちは。

海外のプロジェクトで日本の基礎基準を使用します。
場所打ちRC杭基礎の載荷試験について質問があります。
教えていただければありがたいです。

JSCE、JGS(Japan Geotechnical Society)、建築会、国土交通省(特に鉄道総合技術研究所)などの基準で場所打ちRC杭基礎の設計や施工に関して‘必ず載荷試験をやらなければなりません‘と言う制限が書いてありますでしょうか。

JSCEの開削トンネル版とかに見ましたが必ずしも載荷試験をやる必要がないように書いてあるみたいです。‘Recommended‘と言う言葉を見ましたがある条件に対して必ずやらなければならないことが書いてある基準がありますでしょうか。教えて頂ければありがたいです。

オズ

2012年度土木計画学研究委員会 第14回国際セミナー(通算 第72回国際セミナー)

 土木計画学研究委員会より、国際セミナー開催のご案内です。
ご興味のある方は是非ご参加くださいますよう、お願いいたします。

The 14th International Seminar of Committee of Infrastructure Planning and Management, JSCE in FY2012
2012年度土木計画学研究委員会 第14回国際セミナー(通算 第72回国際セミナー)

日時:2012年9月5日(水)13:30~15:00

場所:京都大学 百周年時計台記念館 2F 会議室Ⅲ http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/clocktower/

講演者: ジョン・フォレスター教授 コーネル大学 都市地域計画学科

講演タイトル:WHAT PUBLIC SERVING PLANNERS CAN LEARN FROM MEDIATORS OF PUBLIC DISPUTES: Micropolitics and Possibilities

講演概要:フォレスター先生は、Planning in the Face of Power (1989)、The Deliberative Practitioner (1999)などの著作を通じ、都市計画の決定過程における対話や意思決定の実態をつぶさに観察するすることで、都市計画家の役割を、技術専門家としてだけではなく、多様な市民の調整役にまで拡大再定義された第一人者です。 http://bit.ly/vzcxcq

 今回の講演会では、都市計画分野で活躍するファシリテーター・メディエーターなどの実態を長年観察してきたフォレスター先生が、公共分野での論争・紛争の解決に携わるメディエーターの経験や知識から、都市計画の専門家やプランナーが学ぶことができることは何かを、議論を通じて明らかにしていきます。

定員:30名
言語:英語
参加手続き: 参加無料・要事前登録
参加お申し込みは http://bit.ly/OqUOjM からお願いします。

連絡先:東京大学公共政策大学院 特任准教授 松浦正浩 matsuura@pp.u-tokyo.ac.jp

2012年度土木計画学研究委員会 第13回国際セミナー(通算 第71回国際セミナー)

土木計画学研究委員会より、国際セミナー開催のご案内です。
ご興味のある方は是非ご参加くださいますよう、お願いいたします。

The 13th International Seminar of Committee of Infrastructure Planning and Management, JSCE in FY2012
2012年度土木計画学研究委員会 第13回国際セミナー(通算 第71回国際セミナー)

日時:2012年9月1日(土)
場所:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科 小島ホール(2階)
講演者: ジョン・フォレスター教授 コーネル大学 都市地域計画学科
講演タイトル:THE CHALLENGE OF A CRITICAL PRAGMATISM: Integrating Learning and Acting through Creative Negotiations

講演概要: フォレスター先生は、Planning in the Face of Power (1989)、The Argumentative Turn in Policy Analysis and Planning (1993)(Frank Fischerと共編)、The Deliberative Practitioner (1999)などの著作を通じ、都市計画を中心とした政策形成過程におけるディスコースに着目し、対話や意思決定の実態に基づき、批判的視点から政策分析の理論化を
進めてきた第一人者です。 http://bit.ly/vzcxcq
今回の講演会では、対話や交渉を通じた政策形成によって、ステークホルダーのバーゲニングによる短期的な問題解決にとどまらず、内省的な学習へと発展していく過程を、「批判的プラグマティズム」の視点から、実践と理論について、お話いただきます。

 対話の参与観察やインタビューなどに基づき、演繹的に理論を構築し、論文として記述し、さらに査読でアクセプトされることは、決して容易なことではありません。この課題は、質的研究に取り組む人々の世界的な課題であり、フォレスター先生も重大な関心を寄せています。
そこで、フォレスター先生をまじえ、若手研究者や学生を中心に、論文執筆の課題と戦略について議論するライティング・ワークショップを同時開催します。

プログラム:
 13:00~14:30 講演会
 15:00~16:00 ライティング・ワークショップ

定員:40名(ワークショップ:20名)
言語:英語
参加手続き: 参加無料・要事前登録 参加お申し込みは http://bit.ly/MzO1Bf からお願いします。
(ワークショップの参加申し込みは上記講演会と同時にお願いします)

連絡先:東京大学公共政策大学院 特任准教授 松浦正浩  matsuura@pp.u-tokyo.ac.jp

研究討論会「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」

社会コミュニケーション委員会では、9/5~9/7に名古屋大学で開催される平成24年度土木学会全国大会( http://www.jsce.or.jp/taikai2012/ )におきまして、「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」と題した研究討論会を、下記の通り開催致します。
 入場無料となっておりますので、ご関心のある方は、この機会に是非ご参加くださいますよう、お願い致します。

題目:「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」
日時: 9月5日(水) 16:15-18:15
場所: 名古屋大学 東山キャンパス  全学教育棟本館3階 C35(会場名:Ⅶ-1)
    http://www.jsce.or.jp/taikai2012/guidance.html#campus
参加費: 無料(会場に直接お越しください)

<座長>
山崎 隆司 社会コミュニケーション委員会委員長

<話題提供者>
大橋 幸子 国土交通省 国土技術政策総合研究所
緒方 英樹 社会コミュニケーション委員会幹事長
小松  淳 日本工営㈱情報基盤センター(Web部会長)
高橋  薫 土木学会100周年戦略会議委員
中野 朱美 (財)日本ダム協会

<概要>

従来の「知らせる」一方的な広報では、住民と地域社会の向上に寄与することについてはあまり触れられてこなかった。また、広報の主体と居場所が中央や行政といった枠組みの中にとどまる場面が多く、土木の役割が利用者側で論じられるという認識や方向性が見えない。
しかし、これまで標語のように飛び交っていた「安全・安心」は、3.11以降、まさに土木と社会が共有する願いである。被災者からも聞こえた「普通の暮らし」を支え続ける土木の役割を社会全体の価値とする意味において、1つの大きなエポックととらえたい。
「日々の暮らしを支え、命と財産を守る社会資本整備の役割と価値」。言葉や理念で届かなかったこのフレーズが、わがこととして住民に捉えられる機会でもある。安全・安心な「ふつうの暮らし」を支えて経済・文化の発展に尽くす土木の役割は、東日本大震災後、さらに「みんなで一緒に生きている社会をよくしていこう」という切実な願いを実現化していく方向性にある。土木の究極の目標であり原点は、モノをつくったり、サービスの提供だけではなくて、人間の幸せづくり(安全・安心な社会づくり)にある。他の人の幸せづくりに尽くすという利他行に通底する土木の原点を認識した上で、社会や住民と共有して信頼関係を築き、健全で良好な社会づくりに貢献することが、これからの土木広報にとって肝要となるだろう。
そのためには、住民や若年層に対する土木リテラシーの促進がより必要となろう。「市民」とは、ルソーいわく「公共の事項に関心を持つもの」とする。住民が社会のことを考え、参加・行動する「公民」として生きるためのリテラシー(素養)促進こそ新たな土木広報の道筋にあると考える。たとえば、土木に価値を見いだせない人たちとのコミュニケーションを重要視するためにも、地域に身近な題材やテーマで、社会や住民の理解・信頼を促していきたい。
本テーマは土木学会100周年に向け、2011研究討論会「土木の広報戦略~「知らせる」から共築へ」を踏まえてさらに議論を重ねていきたいと考えている。