技術倫理協議会 第8回公開シンポジウム 東日本大震災と技術者の信頼回復 -技術者と社会との接点を考える―(再)

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

日 時:平成24年12月12日(水) 13:00~17:00 受付は12:30より開始
場 所:建築会館ホール 〒108-8414 東京都港区芝 5-26-20 TEL 03-3456-2051(代)

開催趣旨:2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに続く福島原子力発電所事故は、技術者の使命が十分に果たされていたかという疑問を市民からもたれる結果を生んだと言える。1,000年に一度という津波に見舞われ、防波堤などが一定の役割は担ったとみられているものの、その一方で多くの尊い人命が失われ、復興の道は遠い。すべての国民が、生き方を自分に問い直す機会となっているように思える。特に、技術者はその技術により社会をより安全に維持してゆく責務を有し、その責務を担うには社会の信頼が不可欠であるが、その信頼は大きく揺らいだとの指摘もある。このような情勢に鑑み、本シンポジウムにおいては技術者への信頼を回復するために、各学協会の立場を超えて、これからの技術者のあり方、社会と技術者のあるべきコミュニケーションの姿を考えたい。

主 催:日本工学会 技術倫理協議会
(協議会会員:安全工学会、電気学会、電子情報通信学会、土木学会、日本化学会、日本機械学会、日本技術士会、
日本建築学会、日本原子力学会、日本工学アカデミー、日本工学会、日本工学教育協会、日本鋳造工学会、
日本非破壊検査協会、日本マリンエンジニアリング学会)

会場アクセス:JR田町駅,都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分
(地図はhttp://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htmをご参照ください。)

交流会:17:15より同じ場所で交流会(希望者)を開催します。事前申し込みをお願いします。

参加費:1,000円(資料代として)。交流会は実費2,000円。いずれも当日会場受付において申し受けます。

参加申込方法:以下の事項をご記入の上、電子メールまたはFAXにて、日本工学会事務局(eng@jfes.or.jp、FAX (03)5765-3219)にお送りください。
○件名:「技術倫理協議会第8回公開シンポジウム申込」としてください。
○記載事項:①お名前(複数可)、②所属組織(部課名、学部学科名まで)、③所属学協会、
④日本工学会からの緊急連絡のための電話番号(複数申込の場合は代表1名の電話番号)、
⑤交流会へのご参加の有無。

問合せ先:公益社団法人日本工学会事務局 〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館6階
電話(03)5765-8002、FAX (03)5765-3219、E-mail:eng@jfes.or.jp http://www.jfes.or.jp/

―――――――――――――――――――――プログラム―――――――――――――――――――――

司会:鶴原 稔也副議長
1. 議長挨拶 :13:00~13:15
大輪 武司議長
2. 基調講演:13:15~15:30
柘植 綾夫氏(日本工学会会長) 「東日本大震災と原発事故に学ぶ工学の社会的使命」
山本 卓朗氏(土木学会前会長) 「土木技術者への信頼を回復するために」
横山 広美氏(東京大学) 「東日本大震災前後の科学コミュニケ―ション」
(休 憩)
3. パネルディスカッション:15:45~17:00 -技術者と社会の接点を考える―
コーディネータ:皆川 勝委員(土木学会)
パネリスト
柘植 綾夫氏(日本工学会会長)、 池田 駿介委員(日本工学会)
山本 卓朗氏(土木学会前会長)、 松藤 泰典委員(日本建築学会)
横山 広美氏(東京大学)
(休 憩)
4.交流会:17:15~18:30

RSS - 科学コミュニケーション を購読