(外務省からのご案内です)
日本とメキシコの間では,1971年から「日墨交流計画」というプログラムが実施されており,2010年からは名称が「日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画」に変更され,これまで約1年間の長期コースのみであった同プログラムの中に,より専門性の高い人材を派遣する2週間程度の短期コースが新設されました。
今年度の短期コースには「土木工学コース」が設けられており,ここにご案内いたします。
本研修に関する詳細は以下のURLをご覧ください。
土木工学コース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/gp2011-dbk.html
1.目的:
日墨両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に貢献出来るような若手人材の育成を目指し,メキシコにおいて研究・研鑽を積む機会を提供するものです。
(本グローバル・パートナーシップ研修計画は,1971年に発足した両国政府による研修生・留学生の交流プログラムであった「日墨交流計画」を基に両国の戦略的グローバル・パートナーシップをより一層強化する観点からコース内容の変更を行い,昨年度より新たに短期コースを設置したものです。)
【参考】 21世紀における戦略的グローバル・パートナーシップ及び経済成長促進に関する日本・メキシコ共同声明(2010年2月発表)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/visit/1002_ks.html
2.募集人数:最大10名
3.コース名:「土木工学コース」
4.研修時期:2012年2月27日(月曜日)~3月9日(金曜日)
5.研修実施機関:メトロポリタン自治大学(UAM:Universidad Autonoma Metropolitana)(メキシコシティー)
6.研修プログラムの内容(注1:研修内容は一部変更となる可能性があります。)
場所 期間(日数) 実施機関 テーマ
メキシコ市 1 UAM ・UAM及び土木工学への導入
メキシコ市 9 UAM ・地震工学に関する実験的及び分析的研究
・風工学に関する実験的及び分析的研究
・構造工学及び地質工学研究
7.参加者の条件
(1)土木工学博士課程にて教鞭をとる専門家,科学者,技術者,地震工学の知識を有する専門家。
(2)日本国籍を有するもの。
(3)心身ともに健康なもの。
(4)原則として60歳以下のもの。
(5)英語能力を有するもの(以下のいずれかの資格を保有している,または同等の能力を有すること。)
・TOEIC 700以上
・TOEFL PBT550以上
・TOEFL IBT100以上
・IELTS 7.0以上
(6)メキシコに単身で渡航できるもの。
(7)受入機関の規則等を遵守できるもの。
(8)過去に本計画(日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画(旧称:日墨交流計画))に参加したことがないもの。
8.待遇
(1)渡航費:成田-メキシコシティー間の往復航空券(エコノミークラス)を支給。
(2)研修雑費:約140米ドル/日を支給(支給通貨はメキシコ・ペソ)。
(3)国内移動費:メキシコにおける空港-ホテル間の移動の車両手配,研修に伴う国内移動費は,
メキシコ政府が負担。
(4)医療保険:メキシコ政府が原則として負担。
(5)宿泊費用及び食費は参加者が負担。
9.応募方法
(1)出願書類:
1)出願書(英文)(別添 Word、PDFに必要事項を記載し,写真(3cmx3cm,上半身脱帽,6ヶ月以内に撮影したもの。)を貼付),②パスポートのコピー,③履歴書(英文・形式は自由)及び④英語能力に関する資格(TOEFL,TOEIC等)の証明書のコピーを提出してください。
(2)出願書類提出先:
外務省中南米局中米カリブ課 メキシコ班
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2丁目2番1号
電話番号:03-3580-3311(内線:2494)
注2:封筒の表に「2011年度日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画(土木工学コース)」と朱書のうえ,簡易書留または宅配便で送付するか,持参してください。
(3)出願書類提出期限:
2012年1月17日(火曜日) 15時00分必着
10.選考:書類審査
メキシコ側が書類審査を行い,結果を2012年2月上旬までに外務省中米カリブ課から文書にて通知します。
なお,メキシコ側から電話にて応募書類の内容等につき照会がある可能性があります。
11.留意事項
(1)日本における空港までの往復交通費等は自己負担となります。
(2)研修中,「各研修生の日本での活動・研究内容」及び「各研修プログラムのテーマに関する日本国内の状況」についてのプレゼンを行うことが想定されています。
12.問い合わせ先
本計画に関する問い合わせは,外務省中米カリブ課メキシコ班(TEL:03-3580-3311 内線2494,e-mail: nichiboku*mofa.go.jp
注3:メールアドレスの*を@に直して送付願います。)に対して行ってください。