科学技術立国として発展してきた我が国にとって若者の理科離れ・技術離れが深刻な問題として認識されて以来、多方面で様々な取り組みが行われ、この問題の解決には若年層に限らず広く国民の科学技術リテラシーの向上が重要と認識されつつあります。今回のシンポジウムでは、「科学技術リテラシーの向上に向けて」のテーマの下に、日本工学会柘植綾夫会長による基調講演「科学・技術を担う将来世代の育成方策」に続いて、小学校から大学までのそれぞれの課程における理科離れの現状と取り組み、およびその効果についてご講演いただきます。その後、パネル討論によって、総合的な観点から科学技術リテラシー向上についての課題と今後の取り組みについて討論を行います。多くの皆様のご来場をお待ちいたします。
日 時: 2014年2月 8日(土) 13:00~17:00
会 場: 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
主 催: 日本工学会 科学技術人材育成コンソーシアム
日本学術会議(土木工学・建築学委員会、機械工学委員会)
【コンソーシアム構成学協会・機関(50音順)】:計測自動制御学会、電気学会、土木学会、日本技術士会、
日本技術者教育認定機構、日本建築学会、日本工学アカデミー、日本機械学会、日本塑性加工学会、日本非破壊検査協会、日本マリンエンジニアリング学会
後援(予定): 文部科学省,経済産業省,国土交通省,科学技術振興機構,日本経済団体連合会,日本経済新聞社
参加料: 無料 定員:200名
申込方法:『参加申込書』 http://www.jfes.or.jp/_ecst/topic/topic20140109_sympo20140208_applicatio... に記入後、電子メール(eng@jfes.or.jp)またはFAXにて日本工学会事務局(eng@jfes.or.jp、FAX (03)6265-0673)にお送りください。
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プログラム(敬称略) 総合司会:廣瀬壮一コンソーシアム幹事
13:00~13:10 開会挨拶 有信睦弘コンソーシアム代表
基調講演
13:10~13:40「科学・技術を担う将来世代の育成方策 ~教育と科学・技術イノベーションの一体的振興のすすめ~」
日本工学会会長 柘植綾夫(注:講師変更予定)
講演
13:40~14:10 「子どもたちの学力の現状 -PISA等の国際調査結果から-」
國學院大学人間開発学部初等教育学科教授 猿田祐嗣
14:10~14:40 「スーパーサイエンスハイスクールの現状と課題」
独立行政法人 科学技術振興機構 植木 勉
14:40~15:10 「大学教育の参照基準の目指す人材育成」
東京理科大学大学院科学教育研究科教授 北原和夫
15:10~15:40 「若者の理科離れは改善されたか(仮題)」
日本経済新聞社編集委員 横山晋一郎
15:40~15::55 (休 憩)
パネル討論
15:55~16:55 「科学技術リテラシー向上についての課題と今後の取組み」
コーディネータ:松瀨貢規 コンソーシアム副代表
パネリスト:猿田祐嗣、植木 勉、北原和夫、横山晋一郎の各講演者と
有信睦弘コンソーシアム代表
16:55~17:00 閉会挨拶 依田照彦コンソーシアム副代表