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擁壁の縦横方向検討について

初歩的な質問で申し訳ございませんが、一般土木構造物(擁壁等)の設計において、断面方向のみ検討を行い、
横方向(道路で言えば縦断方向)についての検討を行わない事についてお伺いします。

通常擁壁等の構造物の検討は、断面方向にかかる土圧に対する支持・滑動・転倒の検討を行い、重要度と壁高により地震時の検討を行います。
土工指針等の基準で見る限りは、断面方向の検討ありきで書かれており、
縦横両方向検討の必要性など述べられたものは見つけられませんでした。

一般的な構造物では、縦断方向の検討は必要性が無いのではないかという事は感覚的に分かるのですが、
例えば曲線半径が小さい道路の、路側構造物(特に補強土)で考えると、
起点側の断面で想定した地震動の揺れが,終点側では横方向にかかってくると考えられます。

その際に横方向の影響を考慮しなくて良いのかどうかと、必要ないと考えられる場合にそれを論じることができる文献等が
ございましたらお教え下さい。

コンクリートの許容曲げ圧縮応力について

 コンクリート標準示方書(2002年版)では、コンクリートの許容曲げ圧縮応力度は設計基準強度の1/3に1N/mm2プラスした値となっています。
 昭和61年のコンクリート標準示方書の改訂で、この値となったと思いますが、道路橋示方書では以前のコンクリート標準示方書同様、設計
 基準強度の1/3となっています。このコンクリート標準示方書の許容値と道路橋示方書の許容値が異なるのはなぜ違っているのか、よくわかり
 ません。昭和61年のコンクリート標準示方書の解説には、設計基準強度の1/3より大きくなった理由が少し述べられていますが、内容がよくわか
 りません。どなたかご存じの方、お教え願えないでしょうか。よろしく御願いします。

放射能汚染を利用しよう 路盤への水の浸入量の推定(2)

 今、静岡県内の東名高速道路(清水IC~三ケ日IC)を走ってみると、切盛り境、橋梁前後、カルバート前後に横断クラック、斜めクラックが多数発生しています。また、下層のクラックの処理不充分によると想像される筋状の凹みが多数発生しています。
 私は近い将来、排水性舗装の表層を流れた雨水がひびわれ箇所から浸入し粒状路盤以下を軟弱化することによる補修の費用の捻出が大きな負担になる時が来るのではないかと危惧しています。
ひびわれ箇所の路盤や路床の放射能測定により3月12日以降の水の浸入量を推測できます。その水の量は、多くの人が想像しているより多いのではないかと思います。もしかすれば、掘ってみなくても解かるほど放射性物質がひびわれ箇所に集まっているかもしれません。ぜひ、確認していただきたいと思います。
 平成21年8月、東名高速道路の牧の原地区で地震により地すべりが発生しました。この地すべりを要因になった水も舗装面からの水の寄与が大きいのではないかと想像しています。
 現場の状況をみると上流側(名古屋側)2km程は路肩が密粒度舗装のため、排水性舗装の表層部分の水は路肩から排出されず、現場に流れ込むようになっています。排水性舗装の表層部分に入った水は、路肩から流出するためには、路肩の表層分の厚さの壁を乗り越えなければならないからです。路肩の所々にあるのみ口や蒸発による水の減少はありますが、他には流出するところがありません。雨降りの後、しばしば、橋梁のジョイントで水が湧き上がっているのを見かけます。この湧き上がっている分がクラックから路面の下へ入っていると考えることができます。
 この表層を流れた水が、切盛り境のクラックを通って泥岩層に達し、スレ-キングを起こし、崩壊を引き起こしたものと推測します。現場には、多くの水抜きパイプを設置してあるでしょうから、丁度、切盛り境のすべり面の前後を調べられような位置の水抜きパイプの水の放射性物質の量を調べることにより切盛り境のクラックからの水の浸入を確認することができると思います。切盛り境のクラックから入った水の流路と予想される所の水を集めているパイプからは放射能が検出されます。
 水抜きパイプから水が出ていない場合は、掘ってみなければなりません。上り線側は、崩壊後復旧されて、切盛り境のクラックは解からないかもしれません。下り線側は路面がシールがなされています。しかし、通常のシールでは基層のクラックをシール出来ないので、表層内を流れてくる水に対して防水効果がないように思います。ですから、クラックからの水の浸入、放射能が認められると思います。シール材の効果をみるためにも、ぜひ、調査、確認していただきたいと思います。

放射能汚染を利用しよう 路盤への水の浸入量の推定(1)

 福島第一原発の事故により放射能物質が広範囲に撒き散らされ大変な被害が発生しています。しかし、起こってしまった事は元には戻りません。この事を利用することを考えましょう。
 地すべり箇所では水抜きボーリングを行っていますがその水がどこから来るのかわからない場合が多い。そこで、放射能汚染水の流出状況から、対策範囲について有効な知見が得られるかもしれません。今、検査をしようと思うと費用が捻出できなくても、流出水を採取して水のサンプルを保存しておけば、1年後には検査費用が大きく下がり貴重なデーターを得ることができる可能性が大きいと思います。
 5年ほど前に東北自動車道と八戸自動車道を通ったとき、低温クラックとみられる横断クラックが多数発生していました。そして、そこから多くの水が流れ込んでいました。水の影響は、路盤・路床にまで及んでいるのではないかと思われました。
 市街地においても排水性舗装が多く見られるようになりました。上下水道等の埋設後の復旧を排水性舗装でおこなわれるようになってきました。深く掘った後の埋め戻しを埋設前と同じように行うのは難しく、どうしても舗装に不陸が出てしまいます。この不陸箇所の基層以下のアスファルト層には程度の差はあれクラックが生じ、水が浸透してしまいます。それに伴って、クラック箇所には、放射性物質が深さ方向に集まっていると推定されます。もしかすれば、掘ってみなくても解かるほど放射性物質がひびわれ箇所に集まっているかもしれません。ぜひ、確認していただきたいと思います。
 

コンクリート打設計画について

配水池のコンクリート打設計画について、教えていただきたいと思い投稿しました。底部コンクリート打設後の躯体コンクリート打設計画を作成しています。長辺32m×短辺16m×高さ6.5m 壁厚400mm スラブ厚300mm 間仕切り壁が長辺方向へ4列ある構造物のコンクリート打設です。打設数量は、800m3なのですが進入路が狭くまた、場内も狭いためコンクリートポンプ車は8tのポンプが1台のみ設置可能で大型生コン車が2台つけられます。ポンプ車の能力と作業効率を考えると、時間当たり打設量は40m3/hが限界と考えた場合、打設に20時間必要になってしまいます。ここまで、無理をして打設することがよいのか、それとも打継ぎ目を設けて2回で打設したほうが適切なのか、そもそも20時間近く連続して打設していいのかわかりません。よろしくお願いいたします。

土砂の仮置き

施工工程上掘削工事と盛土工事の時期が合わないため公共用地に仮置きを行っています。この状況を匿名で法的に認められるのか問い合わせがあり回答しなければなりません。以前から疑問に思わず仮置きしてきたのですが実際法的にどうでしょうか。産廃処理法違反とかなるものでしょうか。よろしくお願いします。

日交研講演会:過疎・高齢地域における集約型地域づくり―災害をキーワードに―

公益社団法人日本交通政策研究会

講演会:【過疎・高齢地域における集約型地域づくり―災害をキーワードに―】

日 時  9月22日(木)15:00-17:00
会 場  都市センターホテル 6階 601号室
テーマ  過疎・高齢地域における集約型地域づくり―災害をキーワードに―
講 師  森田哲夫氏(群馬工業高等専門学校環境都市工学科教授)
詳 細  http://www.nikkoken.or.jp/pdf/symposium/092211.pdf
申 込  以下の参加登録システムでお申込いただけます。
      https://ssl.alpha-prm.jp/nikkoken.or.jp/system/entries/add/10
定 員  50名
     *定員に達した場合には、ご容赦くださいますようお願いいたします。
参加費  無料

JIS認定工場で適マークの無い工場を工事で選定する場合は?

JIS認定工場ですが、適マークがありません。
距離的考えて、その工場を選定したいのですがどの様な方法を取ればいいのでしょうか?
教えてください。

工事用道路作成について。

工事用道路施工するにあたり、CBR11%の改良土(石灰)を使用する事を考えております。
下の現況地盤にもよりますが何センチくらい盛土をすれば工事用道路として利用出来るでしょうか?
後、数式があれば教えてください。

コンクリート技術大会(会津)~東日本大震災の復旧・復興に貢献するコンクリート技術~

【緊急開催「コンクリート技術大会(会津)」~東日本大震災の復旧・復興に貢献するコンクリート技術~】

日本コンクリート技術株式会社、株式会社セメント新聞社共催
特別講演:長瀧重義東京工業大学名誉教授「復旧・復興へ向けた新しいコンクリート技術の取り組み」
     丸山久一長岡技術科学大学教授「大震災の被災状況と今後の課題」
技術講演会:岩城一郎日本大学教授「福島県におけるインフラの長寿命化のための方策について」
      久田真東北大学大学院教授「がれき処理と有効利用+見えてきた技術的な課題」
      西川和廣国土交通省国土技術政策総合研究所所長「東日本大震災の復旧・復興~国総研の議論から」(仮題)
      清宮理早稲田大学教授「港湾コンクリート施設の被害状況と修復方針」
      そのほか投稿論文発表
日時:特別講演=10月6日午後2時~5時、技術講演会=10月7日午前9時30分~午後5時
場所:10月6日文化センター(会津若松市城東町14-52、℡0242-26-6661)
   10月7日会津稽古堂(会津若松市栄町3-50、℡0242-22-4700)
入場無料。資料代2,000円。なお6日午後6時から懇親会を開催、参加費は8,000円。資料代ならびに懇親会参加費の振込先は三菱東京UFJ銀行八重洲通支店 普通1723664(株式会社セメント新聞社)
問い合わせ:株式会社セメント新聞社、担当・武部年男(℡03-3535-0621、takabe@cement.co.jp