技術倫理協議会公開シンポジウム「安全に関わる技術倫理と学協会への期待」
日 時 : 2006年10月30日(月) 13:00−17:00
場 所 : 日本機械学会(JR信濃町駅下車徒歩1分)
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
URL http://www.jsme.or.jp/ 当日連絡先 TEL 03-5360-3500
参加費 : 無料(資料代 1,000円)
問合せ・申込先 : 日本機械学会 鈴木雅行 TEL 03-5360-3500 FAX 03-5360-3508
E-mail suzuki@jsme.or.jp
主 催 : 技術倫理協議会(幹事学会 日本機械学会)
共 催 : 土木学会、化学工学会、日本技術士会、日本建築学会、日本工学教育協会、
(予定) 日本原子力学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本工学アカデミー、
応用物理学会、日本化学会、電気学会
後 援 : 日本工学会
(予定)
技術の飛躍的な進歩は人類の生活を豊かにし、快適性、利便性の高い社会を享受することを可能にしました。一方で、グローバル化した技術開発競争の激化と企業組織の大規模化に伴う安全・信頼性リスクの増大、環境や資源の問題が深刻化し、今後の社会の安全と生活の向上に対する疑念が高まるとともに、科学技術全体およびそれを担う企業組織や技術者個々の倫理観が厳しく問われるようになっています。
このような状況下、科学技術に係わる関係学会や協会間で、技術倫理および技術者倫理に関する共通課題について協議し、倫理の普及・推進、検討および問題の解決などを図る目的をもって、技術倫理協議会が平成16年4月に設立されました。昨年、第1回公開シンポジウムを開催し、学協会が連携して取組むべき多数の問題の論点を整理するため、各学協会の検討状況や倫理綱領を中心に、アンケート調査結果も踏まえて討論を行ないました。
今回は、社会安全の視点から、世界のフロントランナーとしての企業と技術者の倫理、欠陥技術リスクを回避できる企業組織とその中における技術者のあり方に論点をしぼり、現状と問題点およびそれに対して学協会が何をなすべきかについて公開シンポジウムを開催することになりました。企業・大学における法令遵守、技術倫理推進関係者および各方面の皆様のご参加をお願いする次第です。
プログラム
開 会 小野 京右(実行委員長、日立製作所) 13:00
挨 拶 長島 昭(技術倫理協議会議長、横浜国立大学理事) 13:03―13:10
基調講演 「企業倫理と通報システムの現状と課題」 13:10−14:10
田邉 朋行(電力中央研究所 主任研究員)
問題提起 「安心な社会と技術者への提言」 14:10−14:50
奥山 俊宏(朝日新聞社 東京本社編集局 特別報道チーム)
パネルディスカッション「技術の安全−学協会はどう応えるか?」 15:00−16:50
司会:川島 一彦(技術倫理協議会委員、東京工業大学教授)
パネリスト:中村昌允、島田良一、班目春樹、鶴原稔也、田村昌三、滝沢照広
閉 会 池田 駿介(技術倫理協議会幹事、東京工業大学教授) 16:50