1.日 時 : 2003年9月29日(月)18:00〜20:00
2.講 師 : 拓殖大学国際開発学部教授 長坂寿久
3.テーマ : 「オランダモデル」について
〜〜「政府=企業=NGO」3者の合意形成システム
の構築をめざして〜〜 20世紀に、私たちは民主主義を追求してきました。しかし、民主主義は導入したからといって、うまく機能するものではないことを経験してきました。「民主主義の赤字」を修正し、よりよく機能させるための補完システムの導入が必要となっています。それが「政府=企業=NGO」3者の合意によって経済社会を運営していく新しい合意形成システムです。2000年のシドニー・オリンピックは最初からNGOが企画に参加して進められた世界で最初のオリンピックで、「グリーンゲーム」と呼ばれました。国際オリンピック委員会はグリーンゲーム方式を誘致条件とし、北京も同様の方式によって申請し、指名されました。オランダは昔から、3者の合意によって経済社会運営を行ってきた国であり、オランダ型ワークシェアリングも同様でした(NGOの部分が労働組合)。3者による合意システムの構築は、21世紀の世界の課題であり、世界はすでに着々とその方向に向かって進んでいることをご紹介し、日本の現状について考えてみたいと思います。
進行:企画委員会前幹事長
林 良嗣(名古屋大学教授)
4.場 所 : 土木学会(〒160-0004 新宿区四谷一丁目外濠公園内)
5.申込方法: 参加ご希望の方は、下記様式にご記入の上、
申込先あてFAXまたはE-Mailにてお申し込みください。
但し、定員となり次第締切とさせていただきます
6.参加費 : 2000円(軽食と飲み物代、当日受付で申受けます)
7.申込先および問合せ先:
(社)土木学会事務局企画広報室「土木学会トークサロン」係
TEL:03-3355-3433/FAX:03-5379-2769/E-Mail:inf@jsce.or.jp