平成18年度技術開発基金による研究開発資金の融資・補助申込の年度内受付のお知らせ
海洋政策研究財団(財団法人シップ・アンド・オーシャン財団)が、競艇交付金による日本財団の援助を受けて実施しております技術開発基金制度において、平成18年度の融資又は補助の対象となる研究開発課題について次のとおり年度内の申請を受付けます。
平成18年4月20日
海洋政策研究財団(財団法人 シップ・アンド・オーシャン財団)
?.融資又は補助対象研究開発課題
造船、舶用、海洋(沿岸域を含む)に関連する技術のうち、社会の発展に寄与でき、国家的、国際的見地からも重要で新規性があり、かつ研究開発の危険負担が大きいため企業が円滑に実施しにくい研究開発であって、次のいずれかに該当するもの。
1.重点課題
(1) 船舶に起因する大気汚染物質の排出削減に資する技術
(2) 船舶からのバラスト水問題の解決に資する技術
(3) 船舶のリサイクルに伴う有害物質処理に資する技術及び船殻材料や艤装材料のリサイクル促進と環境負荷低減に資する技術
(4) 情報技術を高度に利用した低コストで高品質な船舶、舶用製品、設計、建造、製造、運航及びライフサイクル管理に資する技術
2.一般課題
(1) 環境問題の解決に資する技術
(2) 輸送の合理化に資する技術
(3) 従来にない材料、機器、システム、ソフトウェア技術
(4) 海上安全と災害防止に資する技術
(5) 生産性向上に資する技術
(6) 海洋の開発に資する技術
(7) 他分野への転用に資する造船関連技術
(8) 以上に掲げるものの他、造船技術及びこれに関連する技術の推進に資する研究開発
?.申請者
?.にかかる研究開発を実施する企業等で単独、共同申請のいずれも可、また業種等は問いません。
?.融資又は補助の対象となる研究開発
1.融資の対象:工業化に必要な条件を得るための試験研究(工業化試験)とします。
2.補助の対象:基礎研究の結果を工業に応用するための研究(応用研究)とします。
研究の範囲については、これまでの基礎研究の内容及び本研究開発後の計画等から判定します。
また、ソフトウェアのみの研究開発や複数年に渡るものも対象とします。
?.融資の条件
研究開発費総額に対する融資金の率は80%以内、年利2%、償還期限10年以内、据置期間5年以内、金融機関の債務保証が必要です。
?.補助金の条件
研究開発費総額に対する補助金の率は、原則として80%を越えないものとします。但し、ベンチャー、中小企業等(大企業を除く企業、研究機関)が行う研究開発についてはこの限りではありません。
?.申請の手続
申請者は、所定の様式の申請書(下記へお問い合わせ下さい)を作成のうえ、当財団に提出して下さい。
?.申請受付期間
平成18年5月8日(月)から平成18年5月19日(金)まで (必着)
?.申込書の提出先及び問い合わせ先
提出先は下記のとおりです。事務手続上のお問い合わせについても下記までご連絡下さい。
海洋政策研究財団(財団法人シップ・アンド・オーシャン財団)
海技研究グループ 技術開発チーム
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1−15−16 海洋船舶ビル
TEL 03(3502)1883 FAX 03(3502)2033
URL http://www.sof.or.jp