『コンクリートのあと施工アンカー工法の設計・施工・維持管理指針(案)』の金属拡張アンカーの有効埋込み長さについて

『コンクリートのあと施工アンカー工法の設計・施工・維持管理指針(案)』(以下、本書とする)の「有効埋込み長さ」の定義について、有効水平投影面積や耐力式の計算結果が過去の設計の実績や参考資料から大きく異なっているように見受けられますので、見直しが必要ではないかと思います。
【参考資料編】には『【標準編】に示されている耐力式は,2005年に作成された,(一社)日本建築あと施工アンカー協会 あと施工アンカー設計指針(案)(以下JCAA指針と略記する)に採用されている耐力評価式をベースとして作成している.』 として、JCAA指針による設計の実績とその基となる実験結果を評価し、その上で耐力式の係数を設定されています。
しかしながらJCAA指針と本書では用語の定義で金属拡張アンカーについて「埋込み長さ」と「有効埋込み長さ」の用語の定義が大きく異なっているようです。
JCAA指針では
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小径コアの圧縮強度について

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先日、コンクリートの劣化についての講義を受講し、
圧縮強度試験の際、コア径を小さくすると圧縮強度が大きくなると講師の方が
おっしゃっていました。その場でなぜ大きくなるのか伺ったのですが
明確な回答が得られませんでした。

気になり、自分でも調べたのですが、
「小径コア強度のφ100mmコア圧縮強度への変換については、小径コアの
直径が小さいほど、φ100mmコアに比べて圧縮強度が大きくなるとの
研究報告と圧縮強度が小さくなるとの研究報告があり、必ずしも統一された
見解があるものではありません」という内容の記事を見つけました。
https://www.jpci.or.jp/eeee/v47/470218.pdf
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積算 矢板の圧入長

積算基準の矢板圧入の日当たり施工枚数について、
矢板圧入(継施工なし)では25m以下まで記載があると思いますが、
実際、継施工なしで25m施工できることなんてあるのでしょうか。
運搬上、無理な気もしますが積算基準に載ってるということはそういった、
25m程度の矢板を継施工なしで圧入した実例等があるのでしょうか。

現場打函渠の歩掛でウィング部支保工の計上について

現場打函渠の歩掛で呑口スパンや吐口スパンにはウィングが存在するものが多くみられますが、コンクリート数量にはこれを含むとなっています。
そうして、歩掛の説明の注)の1.には『上表は,現場打函渠(ボックスカルバートの1層2連まで,土被りが9m以下)のコンクリート打設,基礎 砕石,手摺先行型枠組足場,支保,型枠(はく離剤塗布及びケレン作業含む),養生(一般養生,特殊養生(練炭),特殊養生(シ゛ェットヒータ),仮囲い内シ゛ェットヒータ養生),圧送管の組立・撤去,目地材,止水板等,その施工に必要な全 ての機械・労務・材料費(損料等を含む)を含む。ただし,化粧型枠,冬期の施工での雪寒仮囲い等の特別な足場は含まない。』と書かれていることからボックスの内空の支保工だけではなくウィング部の支保工についても歩掛に含んでいると捉えられますが、中間スパンとウィング付きスパンとでは支保工の施工費に大きく差が生じてしまいます。
国交省のパッケージ歩掛にはウィング部の支保工も含まれているのでしょうか?別途7計上するのが正しいのでしょうか?

グレーチング床版(歩道部)施工業者について

グレーチング床版(歩道部)を施工できる中部地区の施工業者を探しています。
会社名などを教えていただけると有難いです。

愛知県発注の物件で元請け事業者より見積もり依頼を受けている案件があります。
現在材料見積もりの手配はついているのですが、施工業者が見つかっていません。

鋼材屋(ブラケットや桁など)に聞いてみてもやったことがないことは出来ないとの回答ので困っています。

急傾斜地崩壊危険区域指定について

素人ながら基準を見ながら指定範囲の検討を進めているのですが、ややこしいのでどなたか教えてください。

まず、急傾斜地指定区域の基準としては急傾斜地のがけ高が5m以上~傾斜度が30度以上となっており、また、10m以上だと簡易的に表現すると国補助の県事業、5m以下だと市町村事業と認識しております。

この時のがけ高10m以上というものは上端が30度以下の変化点までの範囲のことなのか、それとも20度以下の変化点までの範囲のことですか?

宜しくお願い致します。

集水桝の減勢効果の水理計算

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素人質問で大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
現在、山腹水路の設計を指示されており、簡素に開水路と集水桝の組み合わせとしたいのですが、水理計算(減勢効果)をどのように行えばよいか分かりません。
参考書や設計基準等がありましたら、ご教授いただけないでしょうか。

状況としては、上流側は設計流量15m3/sの勾配0.2%の土側溝で、当該水路コンクリート水路、5%程度の勾配で工程差11mほどを流下した後に集水桝に落水、
その後緩勾配のコンクリート水路で常流になるイメージです。

土地改良事業計画設計基準 設計「水路工」の水クッションタイプ、というのが今のところ近いと思うのですが、
一般的な正方形の桝での水理計算方法が見つけられておらず、困っております。
私個人のレベルとしては、水路設計の基礎的な等流計算・不等流計算は経験ありますが、減勢工の計算は初の経験になります。
よろしくお願いいたします。