仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。

土木の設計3年目の者です。
表題の件について皆様のご意見、ご経験、またアドバイス等をご教示いただければ幸いです。

とある現場で、鋼矢板による土留め範囲と仮設迂回道路が近接しており、やむを得ず、タイロッドの控え杭4本(H鋼)が仮設道路直下に設置される計画になっています。
どのくらい直下かというと、仮設道路の下層路盤t₌40㎝に、H鋼の頭が25㎝食込んでしまうくらいです。
仮設道路の交通量区分はN5で、舗装構成は表層:5㎝、上層路盤:15㎝、下層路盤:40㎝です。

この状況に対し、発注者様が車両の荷重によるH鋼周辺の沈下を心配しているため、当方は対策を考えております。ここで2点ほど質問です。

〈質問1〉
舗装構成の中に敷鉄板を敷設することは、H鋼周辺の沈下対策として有効でしょうか。
〈質問2〉
そもそも、路盤へのH鋼の食い込みは問題の程度としてはどのくらいなのでしょうか。
例えば、「計画を変えるべき」、「特別な対策を取らなければ大変危険」、「仮設道路なら特に問題ない」等。

ご意見お待ちしております。

土木学会2025年1月新刊のご案内『鋼構造架設設計施工指針【2024年版】』

 鋼構造委員会から、『 鋼構造架設設計施工指針【2024年版】』が発刊され、好評発売中です。
2024年版では、最新の技術基準に適合するとともに最新の知見を紹介するよう、大幅改定を行いました。
前回2012年版の改定以来、鋼橋架設時の重大事故により一層の安全対策が必要とされるとともに、道路橋示方書では許容応力度設計法から限界状態・部分係数法へと設計手法が大きく変更されました。
本改定では、これらを踏まえ、施工計画の初期段階からの安全対策の見直し・追加や、架設検討における部分係数法の具体的な適用方法を示すとともにその考え方を計算例とともに詳細に紹介しています。
一方、仮設備などでは引き続き許容応力度法が使用されることも想定し、従来の照査式や計算例などを最新の更新とともに付属資料として掲載しています。

(書籍情報)
■編集:鋼構造委員会 鋼構造架設設計施工指針改定小委員会
 (委員長:埼玉大学・奥井 義昭)
■定価:5,060円(本体4,600円+税)
■会員頒布:4,560円(本体4,146円+税) ■送料:600円(本体546円+税)
ISBN  978-4-8106-1121-2

購入については下記をご参照下さい:
https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3440

土木学会会員の方は,会員頒布にて本書をお買い求めいただけます。

数量調書と材料計算書の違い

お世話になっております。
土木初心者ですが、数量計算書の中にある数量調書、単位数量計算書、材料計算書、材料調書はどこが違うのでしょうか。
是非ご教授いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

今月の新着記事/建設技術者のための情報発信サイト「コンコム/CONCOM」

建設技術者のための情報発信サイト「コンコム」では、
1月6日に新規記事を更新しました。

☆☆注目動画☆☆
【小規模工事におけるICT活用】
 https://concom.jp/contents/video_learn/vol020/

【今月の新着記事】
◎現場の失敗と対策 
 ・コンクリート工事/打設中(コンクリートの特性とクラック)
 『トンネル覆工の目地部コンクリートの不具合』
 https://concom.jp/contents/countermeasure/vol078/

◎コラム
 ・防食鉄筋いろいろ
 https://concom.jp/contents/countermeasure/column/vol55.html

◎建設業の働き方改革 日常の労務管理Q&A/第5回~有給休暇について
 https://concom.jp/contents/workstyle/vol16.html

◎今月の一冊 『実践 建設カーボンニュートラル コンクリートから生まれる45兆円の新ビジネス』
 https://concom.jp/contents/book/vol34.html

◎講習情報/令和7年1月~令和7年3月分
 https://concom.jp/contents/training_information/

橋台部ジョイントレス構造

橋梁設計初心者の者です。
道路橋示方書下部工編に上下部が剛結された形式として橋台部ジョイントレス構造の記載があります。
このなかで、設計上の不利な条件として、全設計土圧を1/2にした場合も検討するとあります。

この土圧を1/2にすることの意味が良く分かりませんので、お教え願えないでしょうか。

設計期間の短い舗装設計

一般車両通行の仮設道の設計をしています。
舗装の設計期間が5年の場合のTaの出し方を教えていただけないでしょうか。
わかっている条件としては、(1)210台/24時間・2方向、(2)設計CBR=6、(3)信頼度は、仮設道として90%または50%で迷っています。

座屈の照査について

お世話になります

鋼製部材の座屈の照査方法について質問です

照明柱などのような、重量のある製品を載荷するための、鋼製の箱の設計ができないかといわれているのですが当社ではそういったものを設計した経験がなく困っております
懸念事項は座屈で、箱の中にはリブを設けることで座屈しないようにしようと考えているのですが座屈の照査方法がわからないという状況です・・・
手元にある道路橋示方書を確認しましたが、座屈の照査方法が載っていませんでした。
素人な質問で大変お恥ずかしいのですが、座屈の照査方法についてご教示いただけないでしょうか  
また、どの道路橋示方書に、座屈の照査方法について載っていますでしょうか

ご回答いただけると幸いです
よろしくお願いいたします。

液状化する場合の橋梁の支持層につて

液状化する地盤がある場合の橋梁の支持層の考え方についてお教えください。

平均N値が43の3~4m程度の層厚の礫質土層があるのですが、N値毎に液状化判定をしたところ1箇所だけFLが1.0を下回っています。
ただ、FL値も0.9ぐらいあり、Rも0.5ですので道路橋示方書の低減係数は1となります。

このような場合でも支持層にするのはふさわしくないのでしょうか。
1m毎のN値による計算結果から1箇所でもFLが1を下回れば支持層としては不可なのでしょうか。