
道路橋示方書にて、部材の斜引張破壊に対する耐力Ssは、Σ(Aw・σsy・d(sinθ+cosθ)/1.15a)で算出されていると理解しております。
ここで疑問があります。
例えば、端横桁にゴム突起が衝突するタイプの落橋防止装置を設置する場合、横桁が破壊されないかを照査する必要があります。この際、衝突位置から45°のラインを引き、そのライン上に帯鉄筋がかかっていない場合でも、当該帯鉄筋を
Awに含めてよいのでしょうか?
柱の設計では、中間帯鉄筋が45°ラインにかからなくても配置されるため、当初は含めても問題ないと考えていました。しかし、45°ラインにかからないことでひび割れが生じ、破壊につながる可能性を考えると、判断に迷っています。
【確認したい点】
・45°ラインにかからない帯鉄筋をAwに含めることの妥当性
ご経験や知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教授いただけますと幸いです。
コメント
#10094 Re: 斜引張鉄筋の配置について
45°ラインというのは衝突位置での押抜きせん断で使うもので、
斜引張破壊というのは横桁の端っこ(主桁付近)で発生するものなので関係ないのでは。