東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター
(International Center for Urban Safety Engineering, ICUS)の公募教員
1.募集人員:准教授または講師 1名
2.専門分野:研究部門「成熟社会基盤適応学」に所属する以下のような研究者
都市基盤施設や構造物の安全性を向上する上で必要な、材料と構造の両面からの性能評価・診断技術、保守・補強工法の研究を専門とする研究者
3.採用予定:H23.7.16以降なるべく早い時期
4.応募資格:
所属センターの設立趣旨とセンター内の所属研究領域(補足説明を参照されたい)から、以下の条件を満足していること。
1)博士の学位を有する者。
2)3)担当研究分野に関して、諸外国(途上国を含む)での調査・実務への強い関心と志を有すること。実績があることが望ましい。
3)日本語と英語による講義・研究指導を実施できる者。実績があることが望ましい。
4)国籍は問わない。ただし、校務を果たすのに支障のない日本語能力を有する者。
5.業績評価:公募のポストに准教授として採用された場合は概ね7年次、講師として採用された場合は概ね3年次に業績評価を実施する。
6.応募締切:H23.5.8(日)消印有効
7.提出書類(提出された書類は返却しません)
1)履歴書1部(書式自由、3ヶ月以内の撮影の写真貼付のこと)
2)研究業績一覧3部(印刷中の論文等は、その旨を明記のこと。書式自由)
3)主要な研究業績(5点以内)の要旨(各400文字程度)5部
4)主要な研究論文(5点以内)の原本またはコピー、各5部
5)着任後の研究・教育に関する抱負(3,000文字程度)5部
6)業績等について照会できる方2名の氏名と連絡先
8.選考方法
1)提出書類による選考の上、面接を実施する。ただし、そのための旅費は応募者の負担とする。
2)業績その他について追加提出を求める場合がある。
3)採否の結果は、決定後速やかに応募者本人に通知する。
9.書類提出先
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長 目黒 公郎
封筒に「ICUS成熟社会基盤適応学分野教員応募書類」と朱書きし、簡易書留または書留郵便で送付すること。
10.問合せ先
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長 目黒 公郎
電 話: 03-5452-6436または6472(事務局吉本)
E-mail: icus-job@iis.u-tokyo.ac.jp
東京大学生産技術研究所は男女共同参画を積極的に推進しています。
子育て支援の詳細など、男女共同参画の取り組みについては下記のURLを参照されたい。
http://kyodo-sankaku.u-tokyo.ac.jp/
補足説明:
公募教員は、東京大学生産技術研究所にある都市基盤安全工学国際研究センター(International Center for Urban Safety Engineering, ICUS)に所属する教員になる。ICUSは、先進国はもちろん、途上国においても将来確実に出現する少子高齢化、緊縮財政、高度技術社会、低環境負荷、地方分権、縮小均衡などを特徴とする社会において、人々が豊かに安全に暮らす都市環境の実現とその継続のための課題の抽出と解決策の提案を目的とする研究センターである。「成熟社会基盤適応学」、「災害安全社会実現学」、「国土環境安全情報学」)の3研究領域をコアとして、「先端研究の推進」「ネットワークの構築」「情報の収集と配信」を通して、上記の目的を果たすべく活動を実施している。この中で、公募教員には、成熟した社会基盤施設整備の先に訪れる危機(衰退・滅亡)から、人々の豊かな生活を守り抜くための課題を抽出し解決策を提案することを目的とする「成熟社会基盤適応学」を分担する教員として活動してもらう。
なお、採用になった場合には、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教員になる。