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大学センター入試に交通の問題が出た

土木計画学研究委員会MLへポストした内容と同じです.(中川さんに勧められて再投稿しています)

2003/1/19のセンター入試の現代社会の第6問に環境問題に関する話題が出ており,そこでは「パーク・アンド・ライド」の説明やその重要性,またこのような政策を成功させるのには住民の合意や参加が欠かせないといった記述がありました.

お時間があれば,是非ご覧下さい.(翌日の朝刊に載っています)

最近の高校での授業内容はよく知りませんが,このような交通の話題が取り上げられるのは,うれしいことです.

また家田先生によれば,「土曜日の歴史地理の問題には、「ドイツの国土構造と交通流動の特性」についての問題が出ていました。」とのことです.

洋上風力発電の耐波設計の情報を

デンマークなどで大規模な洋上風力発電所が建設・運転がされています。
インターネットのホームページ等で情報を得ているのですが、「洋上」の特徴である耐波設計に関して紹介しているものが見あたりません。
ご存じの方、設計条件(設計波の確率年、波高レベルなど)が分かるホームページのアドレス(URL)をお教え願います。

降雨による土砂崩壊後の免疫性について

崖や山腹などにおいて大雨が降り、土砂が崩壊した後に免疫性が発生し、再び同程度の降水があっても同じ場所では崩壊することは無いというのは本当でしょうか。
現実の土砂災害について全てこのようなことが言えるのでしょうか。

阪神高速の倒壊に関する訴訟は棄却

2003年1月28日、阪神淡路大震災における阪神高速の倒壊に関する訴訟の判決が神戸地方裁判所尼崎支部で言い渡され、判決は原告の主張を全面的に退けたものとなりました。
多くの報道がなされていますので、例えばGoogleに"1月28日 阪神高速 倒壊訴訟"と入力して検索すれば、各報道機関の記事を検索できます。

その中で、「コンクリートが危ない」(岩波新書)の著者でもある小林一輔東京大学名誉教授の「原因究明必要だった」とするコメントが神戸新聞に掲載されています。

「橋脚は人間が膝を屈するような不自然な崩れ方をしており、一方で周囲の建物はなんともなかった。施工上の欠陥があった可能性があるが、崩れた橋脚は撤去されてしまったので原因は究明されず、すべてを地震が大きすぎたせいにしてしまった。今後の技術の蓄積のためにも、崩れた橋脚は残して原因を究明すべきだった。そうすれば判決も違ったものになったかもしれない。」(神戸新聞WEB NEWS)

話題トピックに入れるべきかもしれませんが、施工とコンクリートに入れておきます。

土木ウォッチャー:週刊ポスト

今週の週刊ポスト、山根一眞のメタルカラーの時代:
「ブラジルに超巨大ダムを建造した日本人技術者の冒険」と題して、
イタイプーダムを始めとするブラジルでのダム建設工事に関わった荒木昭次郎さんを紹介しています。2〜3回のシリーズもの(だと思う)ですけど、今週号は生い立ちがメインで、ダム建設の話は来週号のようです。(小学館、週刊ポスト2003.2.7号、pp. 192~195)

内部摩擦角と粘着力

τ=c+σtanφといういわゆるモールの破壊規準ですが、c(粘着力)でふんばっている時にはφによる摩擦抵抗は発揮されず、摩擦抵抗が発揮される時にはcの効果が失われているのでは?τ=c又はtanφでは?ということが20年ほど前の学生時代に素朴な疑問でした。それ以降、そういうもんだと考え特に追求しておりません。どなたかに、なるほど、という回答を期待します。