掘削底面の安定(ヒービング)について

お世話になります。
地下水がなく、互層地盤(粘性土→礫質土→粘性土(軟弱))で掘削底面に軟弱な粘性土が出現する場合のヒービングの検討方法はないのでしょうか。
背面土砂の抵抗として粘性土箇所の粘着力がありますが、礫質土は抵抗しないのでしょうか。ちなみにこの礫質土は、粘土分を含みかなり締まった状態です。
○土質の詳細は以下のようになります。
第1層 玉石混じり粘性土(沖積層) 厚さ4.1m γ=15kN/m3 N値5 C=30kN/m2
第2層 玉石混じり砂礫(洪積層) 厚さ8.1m γ=19kN/m3 N値46 C=0 φ=35°※粘土分を含む
第3層 礫混じりシルト(洪積層) 厚さ14m γ=16kN/m3 N値4 C=25kN/m2
○土留工
φ6.5m発進立坑(円形ライナープレート) 深さ13.2mですので、掘削深さが12.2mで第3層が出現します。
上記条件でTerzaghi-Peckの方法(トンネル開削)に従うと判定が0.7<1.5・・・NGとなります。
宜しくお願い致します。