環境放射能除染学会 第4回講演会

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「放射能除染に向けての廃棄物対策」 http://khjosen.org/kouenkai04.html

日 時:2012年11月27日(火)13:00~

場 所:楽水会館(東京海洋大学(旧水産大学) 品川キャンパス内)
    会場案内 海洋大学品川キャンパス 品川駅港南口(東口)から徒歩約10分  楽水会館 正門から入って左手2棟目です。

参 加: どなたでもご参加いただけます

参加費:当日払い
    環境放射能除染学会会員¥3,000 (法人Aは3名まで無料、法人B、公益会員は1名無料)
    非会員¥5,000
     ※参加費には要旨集代を含みます
    懇親会¥4,000(懇親会のみの参加も可能です)

定 員:講演会200名 懇親会70名

共 催:特定非営利活動法人環境測定品質管理センター,一般社団法人廃棄物資源循環学会,日本放射線安全管理学会
後 援:一般社団法人日本環境化学会,NPO法人Ecolink21 環境国際総合機構,公益社団法人 土木学会                 以上 6団体   (共催・後援団体に所属している方は会員価格にて御参加いただけます)

CPDプログラム認定(3単位) JCCA 一般社団法人 建設コンサルタンツ協会

講演会プログラム
13:10~13:10 主催者挨拶
13:10~13:40 放射性物質汚染廃棄物問題への国の取組
           環境省 大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長 梶原成元 
           ◆これまでの国の取組、放射性物質汚染対処特別措置法、今後の課題等について
13:40~14:10 廃棄物焼却と放射能
           (株)クボタ 水・環境総合研究所 阿部清一
           国立環境研究所 客員研究員
           ◆廃棄物(下水汚泥含む)の焼却処理過程での放射性物質の挙動、排ガス処理、炉内蓄積などについて
14:10~14:40 放射性廃棄物の輸送と安全管理
           (独)原子力安全基盤機構 核燃料廃棄物安全部長 加藤正美
           ◆IAEAの輸送物、輸送コンテナ等に関する基準、今般の放射性物質に汚染された大量の廃棄物への対処について
14:40~15:00 休   憩
15:00~15:30 放射性物質汚染廃棄物の出口戦略①
           ~中間貯蔵と最終処分の問題を含めて ~
           (独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター  大迫政浩
           ◆中間貯蔵、指定廃棄物の最終処分などの問題を含めて、出口戦略の論点を総括
15:30~16:20 放射性物質汚染廃棄物の出口戦略②
            ~パネルディスカッション~
            ・コーディネーター:大迫政浩
           (独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター長、学会副理事長
            ・パネラー:講演者3名
           ◆出口戦略(中間貯蔵、指定廃棄物最終処分、腐敗性有機物の減容化など)のグランドデザイン、技術的課題、今後の展望など)

※都合により講演者・プログラムが変更になる場合があります。

放射能汚染を利用しよう 路盤への水の浸入量の推定(2)

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 今、静岡県内の東名高速道路(清水IC~三ケ日IC)を走ってみると、切盛り境、橋梁前後、カルバート前後に横断クラック、斜めクラックが多数発生しています。また、下層のクラックの処理不充分によると想像される筋状の凹みが多数発生しています。
 私は近い将来、排水性舗装の表層を流れた雨水がひびわれ箇所から浸入し粒状路盤以下を軟弱化することによる補修の費用の捻出が大きな負担になる時が来るのではないかと危惧しています。
ひびわれ箇所の路盤や路床の放射能測定により3月12日以降の水の浸入量を推測できます。その水の量は、多くの人が想像しているより多いのではないかと思います。もしかすれば、掘ってみなくても解かるほど放射性物質がひびわれ箇所に集まっているかもしれません。ぜひ、確認していただきたいと思います。
 平成21年8月、東名高速道路の牧の原地区で地震により地すべりが発生しました。この地すべりを要因になった水も舗装面からの水の寄与が大きいのではないかと想像しています。
 現場の状況をみると上流側(名古屋側)2km程は路肩が密粒度舗装のため、排水性舗装の表層部分の水は路肩から排出されず、現場に流れ込むようになっています。排水性舗装の表層部分に入った水は、路肩から流出するためには、路肩の表層分の厚さの壁を乗り越えなければならないからです。路肩の所々にあるのみ口や蒸発による水の減少はありますが、他には流出するところがありません。雨降りの後、しばしば、橋梁のジョイントで水が湧き上がっているのを見かけます。この湧き上がっている分がクラックから路面の下へ入っていると考えることができます。
 この表層を流れた水が、切盛り境のクラックを通って泥岩層に達し、スレ-キングを起こし、崩壊を引き起こしたものと推測します。現場には、多くの水抜きパイプを設置してあるでしょうから、丁度、切盛り境のすべり面の前後を調べられような位置の水抜きパイプの水の放射性物質の量を調べることにより切盛り境のクラックからの水の浸入を確認することができると思います。切盛り境のクラックから入った水の流路と予想される所の水を集めているパイプからは放射能が検出されます。
 水抜きパイプから水が出ていない場合は、掘ってみなければなりません。上り線側は、崩壊後復旧されて、切盛り境のクラックは解からないかもしれません。下り線側は路面がシールがなされています。しかし、通常のシールでは基層のクラックをシール出来ないので、表層内を流れてくる水に対して防水効果がないように思います。ですから、クラックからの水の浸入、放射能が認められると思います。シール材の効果をみるためにも、ぜひ、調査、確認していただきたいと思います。

放射能汚染を利用しよう 路盤への水の浸入量の推定(1)

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 福島第一原発の事故により放射能物質が広範囲に撒き散らされ大変な被害が発生しています。しかし、起こってしまった事は元には戻りません。この事を利用することを考えましょう。
 地すべり箇所では水抜きボーリングを行っていますがその水がどこから来るのかわからない場合が多い。そこで、放射能汚染水の流出状況から、対策範囲について有効な知見が得られるかもしれません。今、検査をしようと思うと費用が捻出できなくても、流出水を採取して水のサンプルを保存しておけば、1年後には検査費用が大きく下がり貴重なデーターを得ることができる可能性が大きいと思います。
 5年ほど前に東北自動車道と八戸自動車道を通ったとき、低温クラックとみられる横断クラックが多数発生していました。そして、そこから多くの水が流れ込んでいました。水の影響は、路盤・路床にまで及んでいるのではないかと思われました。
 市街地においても排水性舗装が多く見られるようになりました。上下水道等の埋設後の復旧を排水性舗装でおこなわれるようになってきました。深く掘った後の埋め戻しを埋設前と同じように行うのは難しく、どうしても舗装に不陸が出てしまいます。この不陸箇所の基層以下のアスファルト層には程度の差はあれクラックが生じ、水が浸透してしまいます。それに伴って、クラック箇所には、放射性物質が深さ方向に集まっていると推定されます。もしかすれば、掘ってみなくても解かるほど放射性物質がひびわれ箇所に集まっているかもしれません。ぜひ、確認していただきたいと思います。
 

談話会「放射線の基礎知識と原子力発電所の廃止措置について」開催案内

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標記の談話会を開催します。
前回お知らせしたロボットフォーラム(午後)
と同日のためふるってご参加ください。
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1.会 期: 2011年(平成23年)10月6日(木)9:00~12:00
2.会 場: 公益社団法人土木学会2F A,B会議室
(東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内、TEL:03-3355-3441)
3.主 催: 公益社団法人土木学会 建設用ロボット委員会
4.参加費: 無料
5.定  員: 60名(9月30日までに申し込みください、定員になり次第締め切らせて頂きます)
6.問合せ先・申込先: 土木学会研究事業課 尾崎史治fumiharu-ozaki●jsce.or.jp(●をアットマークに変換下さい)
  土木学会ホームページ内(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)から,または学会誌綴込みの
  「本部行事参加申込書」に所定事項を明記(メールアドレス必須)のうえ、研究事業課宛FAXにて申し込みください
  【行事コード:37104】
7.趣 旨:
 今回の談話会では,東日本大震災における原発事故に関連し,関心の高い「放射線の基礎知識と放射能汚染の現状」と,「原子力発電所の廃止措置」について話題を提供していただき,これらに建設用ロボットがどう係われるのか,考えてみたいと思います。
8.プログラム:
9:00 ~ 10:30 招待講演 「放射線の基礎知識と放射能汚染の現状」 高エネルギー加速器研究機構 近藤 健次郎
 現在報道でよく見聞きする「放射線,放射性物質,放射能汚染」といった用語について解説いただき,正しい基礎知識を身につけるとともに,空中や土壌,河川,海中がどのように汚染されるのか,そのしくみや除染方法等について講演いただき,理解を深めたいと思います。
10:30~12:00 招待講演 「原子力発電所の廃止措置について」 福井大学附属国際原子力工学研究所 柳原 敏
 他の施設同様,やがては役目を終えて廃止される原子力発電所。この原子力発電所のしくみと構造,廃止措置工事がどのような方法と手順で行われるのかについて技術解説いただき,今後建設用ロボットが活躍できる場があるのか探ってみたいと思います。

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