LRT研究者・実務者等関係各位
(参照ホームページ LRT(Light Rail Transit)&路面電車)
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◆◇◆ (社)土木学会関西支部 FCC2005 のご案内 ◆◇◆
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■□■ 第14回FCCサロン 「どうしてできない! LRT」III ■□■
土木学会関西支部・フォーラムシビルコスモス(FCC)は,土木界が抱えるさまざま
な問題の解決をめざして,21世紀の社会資本整備を円滑に実施し,豊かな国土づくり
を進めるために,土木界がいかにあるべきかを議論し,それらに関する情報発信・受
信基地となる場を提供すべく活動を続けています。FCCでは,毎回コーディネータ
が,土木が抱える問題,将来展望といった時宜性の高いテーマを選び,話題提供者に
よる講演と参加者相互で議論を戦わせる「FCCサロン」を一昨年から2ヶ月に1回の
ペースで実施しております。
★ ☆ ★
関西の都市でLRT導入の議論が熱くなってきた―――。
欧米を中心に「都市再生の切り札」としてLRTが次々に導入され,今や新規導入都
市の数は100に迫ろうとしています。その結果,モータリゼーションで疲弊したまち
には活気がよみがえり,世界中で人々の生活の質が大幅に向上したことが報告されて
います。一方で,日本でも7年ほど前からLRTの導入を柱としたまちづくりが全国
各地で叫ばれるようになりました。そして,国も平成17年10月に「まちづくりと一体
となったLRT導入計画ガイダンス」を作成するなど,いよいよ機運が盛り上がりつ
つあります。しかし,依然としてクルマ中心のまちづくりからの転換は進まず,一部
の都市で新型車両の導入こそ行われてきたものの,未だ本格的なLRTの導入に繋
がった都市はありません。
それらを踏まえ,全国でご活躍の岡将男氏と服部重敬氏を2年ぶりにお迎えして,国
内外のLRT最新情報を紹介しながら,今回は特に「公共性」あるいは「公共財」と
いう観点を意識しながら議論を展開し,どうすれば国内でそして関西で本当の意味で
のLRT導入につながるのかについて,参加者の皆さまとの議論も交えて,今後の取
り組みへのヒントを導いていければと考えています。
(※ 本行事は,土木学会認定CPDプログラムです。)
★ ☆ ★
日 時:平成18年2月10日(金)18:30〜
会 場:エル・おおさか(大阪府立労働センター) 708会議室
(※ http://mic.e-osaka.ne.jp/l-osaka/access.htm 参照)
(大阪市中央区北浜東3-14/TEL. 06-6942-0001 地下鉄・京阪天満橋駅より徒歩
西へ300m)
参加費:無料(資料代含む) 定員:100名(申込先着順)
パネリスト:路面電車と都市の未来を考える会(RACDA)会長 岡 将男
都市交通研究家 服部 重敬
コーディネータ:
全国路面電車ネットワーク「制度・財源プロジェクト」副委員長 本田 豊
☆ ★ ☆
平成15年度に開催した第3回FCCサロン,第5回FCCサロンでは,スペシャルト
ーク「どうしてできない!LRT」と題して,「どうして日本でLRTができないの
か」「どうすればLRTの導入ができるのか」について参加者の皆さまとともに議論
しました。それから2年が経過した今,関西や国内外の最新の動きを検証をしながら,
わが国におけるLRT導入について改めて考えてみたいと思います。
参加資格は特に設けておりませんので,どなたでも参加いただけます。奮ってご参加
下さい。
●パネリストのご経歴
岡 将男(おか・まさお)
1954年岡山市生まれ。1977年東京大学経済学部経営学科卒。中国食品工業株式会社代
表取締役社長。路面電車と都市の未来を考える会(RACDA)会長。全国を佃煮製
造業の営業でまわり,まちづくり運動に参加。1985年ホバークラフト京橋就航運動,
1987年内田百顕彰運動などを経て,1995年RACDA設立。2004年路面電車ネット
ワーク運営委員長。国土交通省TDM実証実験懇談会委員,同広域的な公共交通利用
転換に関する実証実験懇談会委員など歴任。
著書に「岡山の内田百」(日本文教出版),「路面電車とまちづくり」(共著,学
芸出版社,1999)。
服部 重敬(はっとり・しげのり)
1954年名古屋市生まれ。1976年富山大学経済学部卒業後,名古屋鉄道に勤務。1980年
代に米国における路面電車の復活を見て以来,まちづくりにおける軌道系交通のあり
方に関心を持ち,世界の都市交通を調査・研究している。これまで,「名古屋市総合
交通21検討委員会」,電気学会「LRTシステム技術調査専門委員会」などの委員を務
めた。日本交通学会,英国軽鉄道協会,日本路面電車同好会会員。
著書に「路面電車と街づくり」(分担執筆,学芸出版社,1999),「都市と路面公共
交通―欧米に見る交通政策と施設」(共著,学芸出版社,2000)などがある。2006年
4月に山海堂より「路面電車新時代」(仮題)を発刊予定。
本田 豊(ほんだ・ゆたか)
1962年生まれ。1984年神戸大学工学部土木工学科卒。建設コンサルタント会社勤務を
経て,1988年兵庫県入庁。1998年から交通政策課でLRT等の交通計画を担当。2004
年から阪神北県民局宝塚土木事務所に勤務。2003年から岡山理科大学非常勤講師(交
通ユニバーサルデザイン論)。2000〜2002年土木学会関西支部「LRTによる都市づ
くりに関する調査研究委員会」幹事。2005年土木学会関西支部「都市の街路空間の再
構築に関する調査研究委員会」委員。
◆申込受付中!(参加費:無料)━━━━━━━━━━━━━━
お申し込み:平成18年1月31日(火)までに,電子メールかFAXで下記までお申し
込みください。
E-Mail:forum@civilnet.or.jp
FAX:06-6373-5241 (阪急電鉄? 都市交通計画部 担当:福井)
詳しくは,http://homepage1.nifty.com/wanpaku/lrt/lrt_talk20060210.htm
をご覧下さい。
■E-Mailでのお申し込みは,下記フォームをお使いください。
――――――――――― E-Mail申込書 キリトリ ―――――――――――
下記のとおり,第14回FCCサロン(平成18年2月10日)に参加の申し込みをします。
●お名前:
●会社名:
●ご所属・役職:
●連絡先 TEL/FAX:
●連絡先 E-Mail:
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詳しい情報はこちら!
http://homepage1.nifty.com/wanpaku/lrt/index.htm