公開講演会のご案内
「四川大地震の教訓と首都圏の防災対策
=地域コミュニティの力を生かすシンプルで効果的なネットワークの構築と運用=」
主催:立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
協力:21世紀社会デザイン研究学会
2008年7月12日(土) 13:00〜17:00
立教大学池袋キャンパス8202教室(8号館2階)
マグニチュード8に達する四川大地震は、わが国の防災対策の再検証を迫っている。そ
こで、同クラスの首都圏直下型地震が発生した場合、被災者・帰宅困難者の把握と救援
のために、「現状では何ができ、何ができないか」を明らかにし、政府、自治体、NPO、
企業、そして地域コミュニティに期待される役割と、その力を育成・結集するためのシ
ンプルで効果的な方法やネットワークの構築を、防災の専門家が、報告・討議し、現実
的な対策を提案する。現在のような地域コミュニティのネットワーク・システムが、地
域ごと、自治体ごとに分断され、また、阪神・淡路大震災等の現場の教訓もまだ十分に
生かされていない。大量の情報処理の難しさや災害後自治体にスタッフが自ら被災し激
減する中、実際的に現場の情報の収集いかに収集し、対応するかなど・・・現況を、早
急に点検し、改善すべき点がまだまだあるのではないだろうか?
講師兼
高橋 民夫氏(文化放送防災キャスター)
パネリスト
藤林 文男氏(新宿区・区長室危機管理課長)
塚本 俊也氏(東京外国語大学大学院客員教授、国境なき技師団副事務局長、
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科兼任講師)
水島 重光氏(生協連合会中央地連・大規模災害対策協議会世話人)
大塚 英男氏(練馬区危機管理室 防災計画担当課長)
コーディネーター
福田 秀人氏(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
基調講演
「大地震発生時におけるメディアの役割」 高橋民夫氏
「新宿区における大地震の被害想定と対策」 藤林文男氏
「地域住民参加型の被災情報ネットワークシステムの提案」 塚本俊也氏
対象:21世紀社会デザイン研究科学生、立教大学学生、教職員、校友、一般市民
受講:無料・申込不要
お問合せ:立教大学独立研究科事務室 03-3985-4530
(〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-24-1)