密度管理について

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土工における品質管理について現場密度の項目についてお尋ねします。
路体盛土部分では1000m3に1回、路床盛土については500m3に1回
の割合で砂置換方と言われる密度管理をすることになっています。
路体部分の規格値は最大乾燥密度の85%以上、路床部分の規格値は最大乾燥
密度の90%以上となっています。
知り合いの土質の社長さんに聞いたところ密度監理をする時は土をもってかえって
土を乾燥させるなどの処置が必要との事。その結果で85%以上になったとか、90%
以上になったかが判別できるとの事。
逆にその間は盛土作業は施工ストップでしょうか?
それとも20tクラスのタイヤローラーが走ることが可能な状態は
密度管理をしても企画値を割ることはまずないのでそのまま施工しても
良いのでしょうか?
その辺の考え方、あるいは暗黙の了解部分でもあるんでしょうかね?
コンペネなどの簡易測定器で測ればすぐコーン指数などが把握でき、
それからおおまかな逆計算で現場密度の管理も可能だとは聞いたことは
あるのですが。。(路体のみ、路床では不可能らしいですが。)
みなさんの意見を聞いてみたいですね

コメント

ユーザー nomkei の写真

1)工期に余裕がない、2)出来高が上がらないためコストが掛かる。
という2点から結果を待たずに上層を施工することは日常的に行っております。
ただし、品質管理試験の結果が規格を外れていた場合には、上層を撤去して再施工を行わなければなりません。この様なリスクを避けるために、施工の初期に試験盛土を行うことは重要です。

試験盛土
試験盛土の目的は、施工機械や施工方法が盛土材に適しているかを確認すると共に標準的な施工法と品質管理方法を確立し、作業員に習熟させることです。標準的な施工方法を決めてしまえば、それに則り毎日の施工と品質管理を行います。
試験盛土の内容は、盛土材の撒き出しを行い、転圧回数毎(一般に偶数回毎)の密度測定を行って、密度の最大値が得られる転圧回数を採用します。同時に沈下量も測定しておき、その転圧回数での沈下量を仕上がり厚さ(30cm)に足して、施工時の撒き出し厚さとします。

RI計器
砂置換に代えて、放射線を利用したRI計器を使用すれば、密度と含水比がすぐに計ることが出来ます。レンタル料は月10万円くらいです。
参考 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/30/025/hikkei/29%20kijyun-05.pdf

ユーザー 匿名投稿者 の写真

一般的な道路土工。
切り盛りでの作業の場合でも密度管理が必要ですが、
土質試験以外でも、試験施工これは必須項目ですか?
転圧回数まで決めるというのは発注者の監督員に決めていただけないと
いけないと思うのですが、どのように管理をしていかないと
いけないですかね?
どちらにしても路体盛土の場合、湿地ブルが走れれば
まず品質管理的に規格を外れることはないそうですが、
転圧回数及び現場内発生土
利用においても試験施工のありかた、
路体と路床での転圧回数の管理?
最近の現場でそこまでの管理。。高速道路でもない限り
必要なんでしょうか。
また、そんな管理の例があるのでしょうか。。
それとも、小生鵜の中のかわず状態。。?
コメントにならないかもしれませんが、どなたか教えていただけませんか。。