大阪大学サステイナビリティ・サイエンス研究機構(RISS)では下記
の通り、「持続可能な産業社会形成」をメインテーマとするシンポジウムを
2日にわたり開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【主 催】 サステイナビリティ・サイエンス研究機構
サステイナビリティ・デザイン室
(企画推進室室長 盛岡 通教授,工学研究科環境・エネルギー工学専攻)
【日 時】 2008年3月7日 13:00〜16:30
2008年3月8日 13:30〜17:00
(9:30〜11:10まで研究報告会を開催)
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【場 所】
7日:大阪大学中之島センター10F 佐治敬三メモリアルホール
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.html
8日:尼崎市中小企業センター 1Fホール(研究報告会は 401号室)
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/institution/01_045.html
【参加費・申込み】
・参加費無料。
・ http://www.riss.osaka-u.ac.jp/jp/index.htmlより申込み
【開催趣旨】
RISSでは、地球規模の諸問題を解決するために不可欠なアプロー
チとして、様々な活動の原点である地域社会の持続可能性に関わ
る諸問題の解決に臨むための出発点を用意することを目指していま
す。これに相当するのが、今回の2日間にわたるシンポジウムです。
1日目(3月7日)は、「産業社会を持続させるためのフィロソフィ」をテ
ーマに、今、企業は地域社会とどのような関係にあり、今後地域と
どのように関わっていくべきか、ということに関し、具体的な取組み
と哲学・思想研究の両面から明らかにしていきます。
2日目(3月8日)は、
「環境再生による持続可能な地域づくり」をテーマに、持続可能な地
域社会をつくるためには何をすればよいか、ということへの具体的な
方策を、国内外の動向と海外先進事例、パネルディスカッションで
の意見交換を通じて明らかにしていきます。(午前中は、IR3Sフラッ
グシップ・プロジェクトの研究報告会を開催します。)
なお、3月8日に大阪大学大学院工学研究科附属SDオンサイト研究
センターが開所します。本シンポジウムは当センターの開所記念企
画でもあります。
【プログラム】
■1日目(3月7日(金))
国内シンポジウム 「産業社会を持続させるためのフィロソフィ」
講演1 『地域サービス産業における地域貢献活動の意義』(仮)
芝野 博文 大阪ガス株式会社 代表取締役社長
講演2 『『日本資本主義』の倫理と行動様式』
山折 哲雄 前国際日本文化研究センター所長
講演3 『日本社会の倫理と実践』(仮)
鷲田 清一 大阪大学総長
サステナ倶楽部主催の懇親会 (有料)
■2日目(3月8日(土))
<午前>
研究報告会(公開) 「環境再生による持続可能な地域づくり」
研究報告1 『(仮)持続可能な地域づくりのシナリオ』
梅田 靖 大阪大学大学院工学研究科 教授
研究報告2 『都市環境再生のための循環促進』
花木 啓祐 東京大学大学院工学研究科 教授
研究報告3 『都市・農村連携と持続性社会』
田中 教幸 北海道大学 創成科学共同研究機構・教授(予定)
3月8日(土)
<午後>
第2回RISS国際シンポジウム 「環境再生による持続可能な地域づくり」
挨拶 白井 文 尼崎市長
基調講演 『日本の産業都市再生の現状と未来』(仮)
伊藤 滋 早稲田大学特命教授
講演1 『ドイツ・エムシャーパーク事業の産業地域再生の成果と将来モデル』
Gerhard Seltmann 関税同盟炭鉱エキジビジョン公社社長
講演2 『スペイン・ビルバオの文化による都市再生事業』
Ibon Areso ビルバオ市副市長
パネルディスカッション
司会: 盛岡 通 RISS企画推進室長
パネリスト:
伊久哲夫 積水ハウス株式会社 常務執行役員
本井敏雄 兵庫県 まちづくり局長
武内和彦 IR3S副機構長
(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
(前半の三人の講演者も参加します。)
懇親会 (有料)
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北 義人
大阪大学サステイナビリティ・サイエンス研究機構 特任研究員
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1
先端科学イノベーションセンター 先導的研究棟6F
Tel 06-6879-4150
Fax 06-6875-6271
E-mail kita@riss.osaka-u.ac.jp
http://www.riss.osaka-u.ac.jp/jp/index.html