「青山士(あきら)の挑戦 ~パナマ運河と荒川放水路~」セミナーおよび写真展のお知らせ

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アラボラ講座「青山士(あきら)の挑戦 ~パナマ運河と荒川放水路~」
8/31~9/21(毎週土曜日)10:00~12:00  全4回 開催  講師:清水弘幸(荒川知水資料館)
場所:東大島文化センター 第1研修室 料金:500円

世界の8不思議の一つで20世紀最大の土木事業と言われたパナマ運河建設工事に夢と情根に燃え、ただ一人の日本人として参加した青山士。
7年半に及び当時最高の土木技術を習得し日本に帰国。
長年にわたる「荒川」の水害被害を防止する国家的事業の「荒川放水路工事」に土木技師として従事する。彼の夢を実現したその信念と軌跡を追います。

お申込み:東大島文化センター 電話・窓口で(先着順)  江東区大島8-33-9 Tel.03-3681-6331
詳細は以下:
http://www.kcf.or.jp/higashiohjima/event_detail_010600400141.html
【同時開催】
「水辺」への招待展:青山士の挑戦 ~パナマ運河と荒川放水路~
8月27日(火)~9月24日(火)9:00~21:00 場所 1階展示ロビー (無料)

民衆のために生きた土木偉人 「宮本武之輔」胸像建立募金のお願い

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民衆のために生きた土木偉人 「宮本武之輔」胸像建立募金のお願い

★宮本武之輔胸像建立募金要項

  1. 募金事業内容
    宮本武之輔の銅像を建立し顕彰に関する事業。
  2. 募金対象
    個人・法人・団体
  3. 募集金額
    個人一口5,000円以上
    法人・団体一口20,000円以上
    ※一口未満のご寄付につきましても大切に活用させていただきます。
  4. 申込み方法
    振込用紙をお送りいたしますので、郵便局で振りこんでください。 振込手数料は無料です。
  5. お問い合わせ先
    愛媛県伊予郡松前町大字出作44-1 宮本武之輔胸像建立委員会
    電話 089-960-3468 FAX  089-984-2432 joconde65アットマークnifty.com

 伊予松山が生んだ、情熱のエンジニア「宮本武之輔」の顕彰碑が、松山市の沖に浮かぶ興居島の由良に建立されています。しかし、松山在住の人はおろか、興居島の人でも、宮本武之輔その人やその業績を知る人は、ほとんどいません。この顕彰碑の表には「偉大なる技術者 宮本武之輔博士 この島に生る」と彫られ、裏には次の文章が刻まれています。

「宮本武之輔君は正義の士にして信念に厚し 卓抜せる工学の才能と豊かなる情操と秀でたる文才とを兼ね具へ終生科学立国を主唱す 知る者皆其の徳を慕う 明治二十五年一月生 東京帝国大学工学科卒業・内務技師として我国土木事業に盡瘁 興亜院技術部長として大陸の建設事業を指導 企画院次長として産業立国の策定に挺身 昭和十六年十二月東京に於いて没す 昭和二九年五月全日本建設技術協会が建立」

 宮本武之輔は、四十九年という短い生涯にも係わらず、その多彩な才能を遺憾なく発揮し、土木界のみならず、今日の社会に大きな財産を残しています。
 文筆家としては、小説、論文等にも才能を発揮しましたが、何よりも第一高等学校に入学した時から三十一年間にわたって書きつづった日記が秀逸です。克明かつ緻密な文章から、当時の社会情勢が鮮明に描かれ、その学術的価値は大きく、今日においても高い評価を得ています。
 土木技師としては、大河津分水可動堰再構築建設工事における決断が、武之輔の人間性を表す出来事として特筆すべきです。完成を間近に控えた昭和五年七月に、集中豪雨が工事現場の上流を襲った祭に、農民を守るために、独断で工事現場を守っている仮締め切り堤防の破壊を命じ、洪水を防ぎ農民を救ったことです。
 技術官僚としては、技術者の地位向上の運動を展開するとともに、東京帝大で後輩を育てながら、科学技術庁の設立に尽力しました。昭和十六年には国の最高政策立案機関である企画院次長へ就任し、日本の将来を見据えて科学立国の策定に力を注ぎ、多くの技術者に夢を与えるなど、その功績は、計り知れないものがあります

 武之輔が没して、七十年の歳月が過ぎました。このような節目に、郷土の誇れる土木偉人として武之輔の胸像を建立し顕彰することは、郷土松山のためばかりでなく、二十一世紀に生きる日本の若者のためにも意義のある事だと思います。
 そこで「宮本武之輔を偲び顕彰する会」では、設立五周年記念行事として、心ある方々に募金をお願いし、胸像を建立することにしました。胸像はすでに西条市の彫刻家、近藤哲夫氏の手により、制作が進んでおります。胸像が完成した暁には、土木の日である十一月十八日に、除幕式を行う予定です。多くの皆さんの協力で、一日も早く銅像が建立できる日が来る事を祈っています。募金に対するご協力のほど、心よりお願い申し上げます。

 平成二十四年四月吉日

          宮本武之輔胸像設立委員会発起人
             東京大学工学部名誉教授             高橋 裕
            「宮本武之輔を偲び顕彰する会」会長        鈴木 幸一
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人代表    古川 勝三
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人       濱西 豊弘
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人       赤根 良忠
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人       和田 一弥
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人       岡  兵典
            「宮本武之輔胸像設立委員会」世話人       芳野 仁

土木の日記念行事シンポジウム

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◆土木の日記念行事シンポジウム 

日時:2011年11月17日(木)13:00-17:00

会場:土木学会講堂 〔東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内〕

定員:120名(先着順。満席の際はお断りする場合があります)

参加申込:当日受付のみ

入場無料

第一部 13:00-14:10
【偉人映像展】「宮本武之輔 ~大水害と決断~」
・講演:高橋裕(東京大学・名誉教授)
・映画「民衆のために生きた土木技術者たち」より、17分
・コーディネータ:島谷幸宏(九州大学・教授)

第二部 14:20-17:00
【シンポジウム】「市民工学への回帰」
 ・パネリスト:
山本 卓朗(土木学会・会長)
青山 俊樹(水資源機構・前理事長)
佐々木 葉(早稲田大学・教授)
山岡 淳一郎(作家)
・コーディネータ:島谷幸宏(九州大学・教授)

※当日はustreamでライブ中継を行う予定です。
http://www.ustream.tv/channel/jsce-dobokunohi

お問合せ先
 〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内
  公益社団法人 土木学会 企画総務課「土木の日」担当
   TEL.03-3355-3442(企画総務課) FAX.03-5379-0125
http://committees.jsce.or.jp/day/
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