『NUMO 技術開発成果報告会2015』
包括的技術報告書「わが国における安全な地層処分の実現性」(仮称)中間報告
安全な地層処分が技術的に実現可能であることを示すことは,地層処分の信頼性にとって欠くことができません。
そのためには,適切な処分地の選定や処分施設の設計,長期的な安全性の評価について総合的に説明することが必要です。
NUMOでは,「第2次取りまとめ」注) 以降の科学的知見や研究開発の成果を集約し,現在,包括的技術報告書「わが国における安全な地層処分の実現性
-サイト選定で想定される多様な地質環境を対象としたセーフティケース-」(仮称)の作成を進めています。
本成果報告会では,その現状についてご紹介いたします。
注)核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構)が,20年以上にわたる研究成果を集大成し,1999年に公表した「わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性-地層処分研究開発第2次取りまとめ-」と題する技術報告書
■日 時:2015年6月29日(月) 13:30~17:00(受付13:00)
■会 場:三田NNホール&スペース 多目的ホール
東京都港区芝4-1-23三田NNビル地下1階
■参加費:無料
■申込方法:詳細は,下記URLにてご覧いただけます。
http://www.numo.or.jp/approach/houkokukai/20150527.html
■申込締切り:2015年6月19日
■プログラム:
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~15:15 包括的技術報告書の中間報告
(1) 包括的技術報告書作成の背景・目的
(2) 地層処分に適した地質環境の把握とそのモデル化
(3) 処分場の設計と建設・操業・閉鎖技術
・わが国の地質環境の特徴を考慮した処分場の設計
・建設・操業・閉鎖技術の進展
15:15~15:35 休憩
15:35~16:55 包括的技術報告書の中間報告(つづき)
(4) 処分場の安全性の評価
・処分場の閉鎖前における安全性
・処分場の閉鎖後長期における安全性
(5) 今後の進め方
16:55~17:00 閉会挨拶