プレストレストコンクリート構造の曲げ耐力

コンクリート標準示方書2.4.2.1「設計断面耐力」に準拠してプレストレストコンクリート造の曲げ耐力を算定する場合、一般に以下の仮定に基づいて耐力が算出されていると思います。
①維ひずみは中立軸からの距離に比例する。
②コンクリートの引張応力は無視する。
③コンクリートの応力ひずみ曲線は図2.4.1による。
④コンクリートおよび鉄筋の応力ひずみ曲線は図2.4.2による。
⑤軸力はコンクリート断面の図心に作用する。
⑥PC鋼材の終局ひずみに、有効鋼材応力度σpeによる初期ひずみを考慮する。

上記仮定のなかで「⑥有効鋼材応力度σpeによる初期ひずみを考慮する。」とした場合、σpeによるコンクリートの初期ひずみは無視されているのでしょうか。
もしσpeによるコンクリートの初期ひずみは無視されているのであればプレストレスが作用している状態でコンクリート断面に作用している圧縮応力が無視しされていることになると思うのですがそのような仮定は実際の現象と乖離しているような気がするのですがσpeによるコンクリートの初期ひずみの仮定についてご教示いただければ助かります。

11/12第一大戸川橋梁 重要文化財指定記念講演会・現地案内の開催案内

第一大戸川橋梁は、滋賀県甲賀市信楽町勅旨の大戸川に架かる信楽高原鐵道の鉄道橋で、令和3年8月に国の重要文化財に指定されました。
今回、重要文化財指定を記念して、講演会と現地案内を開催いたします。
講演会では、第一大戸川橋梁の特徴や魅力について、小野田滋氏、北河大次郎氏をお迎えして解説いただきます。ぜひお越しください。
期日:令和4年(2022年)11月12日(土曜日)
時間:(1)現地案内  10時30分~12時
   (2)記念講演会 13時30分~16時(13時開場)
場所:(1)第一大戸川橋梁付近
    ※周辺に駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
   (2)滋賀県立陶芸の森 甲賀市信楽産業展示館 信楽ホール(甲賀市信楽町勅旨2188-7)
    ※信楽駅から会場までの送迎バスあり
    【陶芸の森行】信楽駅発  12時00分 13時00分
    【信楽駅行】 陶芸の森発 16時30分
記念講演会講師・演題:
 北河 大次郎氏(文化庁主任文化財調査官)
 「第一大戸川橋梁の文化財指定の経緯と価値について」
 小野田 滋氏 (鉄道総合技術研究所情報管理部長)
 「第一大戸川橋梁の特徴とその魅力」
参加費:無料 
申込み:不要