橋台の修正設計を行っております。(前設計はH8道示)
河床付近に泥岩層が堆積しているため直接基礎になると思われますが、この泥岩層は土質試験もされておらずN値のみです。(構造高7m程度)
そこで下記の項目についてアドバイスをいただければ幸いです。
橋台の設計はあまりしておらず稚拙な内容ですが宜しくお願いいたします。
1.泥岩層の土質定数について
・前設計ではN=50としてC=6N〜10Nを採用し中間を取ってC=400kN/m2 φ=0としていますが、泥岩層に
この推定式が適用できるのでしょうか?
・今回設計ではJH設計要領の推定式(泥岩層)を用いて(換算N値=75程度)
C=220kN/m2 φ=20°としたいのですがいかがでしょうか?
(φを考慮しないと支持力係数Ncが地震時で考慮できなくなるので・・)
2.支持力について
・道示では寸法効果による補正係数を考慮するようになっていますが、JH設計要領、東北地方整備局の
設計マニュアルを見るとN値より土質定数を推定した場合にはH8道示の支持力推定式を用いるとなっ
ていますがどう考えればよいのでしょうか?道示を見る限りではそのようなことが記されていないので・・・
(ちなみに発注者は地方自治体です)
3.支持力係数Ncについて
・φ=0の時荷重傾斜tanθが0.4を超えるとNcはグラフより読み取れなくなるのでNc=0となると思いますがこれ
で良いのでしょうか?
前設計ではtanθ>0.4でもNc=2.5(最低値?)を採用していたので不安となりました。
(何故Nγのグラフは0と記してあるのに、Ncのグラフは記してないのでしょう)