ボックスカルバートのウイングの支保工

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盛土部のボックスカルバートのウイングを施工する時には支保工を設置すると思うのですが、そのウイングの場合の支保工について二つ質問をさせてください。
①国土交通省の数量算出要領に準じれば支保工は支保耐力の大きさによって工法が分かれていますがウイングの場合はコンクリート厚が記載されている表の値(250cm)以上になり、別途検討の部類に入る場合が多いかと思います。その場合はどのような工法の支保工を採用されている事例が多いのでしょうか?
②数量算出要領に記載されているコンクリート厚から支保耐力はどのように導き出されているのでしょうか?例えばコンクリート厚120cmで支保耐力40kN/m2となっていますが、単純にコンクリートの単位体積重量を乗じてもその値になりません。(1.2m×24.5kN/m3=29.4kN/m2)

コメント

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>ウイングの支保工例(1)
①地盤に沈下防止のため鉄板を敷き、その上に木製足場板をウイング方向に敷きます。
②パイプサポートをウィング下面と直角になるように斜めにして密に建てます。
③足場板とサポートの下面の隙間は木製キャンバーを挟み込みます。
④ウィング下面の型枠とサポートの間には、バタ(木製、鋼製、H鋼)を載せます。
⑤パイプサポート同志は倒れ防止及び座屈防止のため、水平に近い角度で単管でつないで補強します。
⑥水平力が大きい場合は、パイプサポート下面のズレ防止も検討しなければならないでしょう。

ウイングの支保工例(2)
①上記①と同じ。
②くさび結合式支保工で支保工を一体化して鉛直に組み立てる。
③支保工支柱の天端に木製キャンバーを取り付け、バタを載せます。
④水平力が大きい場合は、支保工の転倒防止のため単管+ジャッキベース等で斜めに補強します。

>支保耐力が大きい理由
コンクリート荷重による鉛直反力と支保工に作用する水平力の合力だから、ではないでしょうか。

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支保工の耐力には以下の荷重を加えてください

作業荷重 (人・機械)

型枠・支保工