「既設橋梁の耐震補強工法事例集 平成17年4月 (財)海洋架橋・橋梁調査会」よると
落橋防止構造の検討にあたっては、以下の基本構造の中から最適工法を選定する。
①上部構造と下部構造を連結する構造
②上部構造および下部構造に突起を設ける構造
③2連の上部構造を互いに連結する方法
とあります。
これは、基本的な考えで、PCI桁(昭和30年代のスラブ桁)への選定には構造上上記①~③の対応は難しいと考えております。
(落橋防止構造の追加が困難な場合の)対応として、桁かかり長について必要長の1.5倍以上を確保しようと考えております。妥当でしょうか。
また、上記①~③の対応は難しいと考える理由はPCより線など多数入っているなど感覚的な部分があります。そもそも構造上難しいのでしょうか?構造上難しいのであれば具体的な理由も教えて下さい。