『国際フォーラム グレーインフラからグリーンインフラ 強靱(きょうじん)なくにづくりに向けて』
日本政府は、今、防災・減災に資する国土強靱化の推進に向けて動き始めています。温暖化が進むなか、防災・減災は、世界的にも重要なテーマとなっており、欧米では、強く、しなやかな国土づくりのために、自然生態系がもつ多面的機能に着目し、「グリーンインフラ」として戦略的に保全・再生し、活かすという考え方を浸透させようとしています。また、自然を「自然資本」という概念でとらえ、国の重要な財産として維持・強化するための取り組みも始めています。そこで、日本におけるこうしたインフラ整備の展開や、持続可能な経済・社会について考える機会として、本フォーラムを開催します。
【日時】 2013年11月11日 月曜日 14:00~17:45 (13:30開場)
【会場】 文京シビックホール 小ホール (東京都文京区、東京メトロ丸ノ内・南北線後楽園駅ほか直結)
【主催】 (公財)日本生態系協会
【プログラム】
基調講演 『強靱なくにづくりに向けて』
(公財)日本生態系協会 会長 池谷奉文
海外の取り組み 『グリーンインフラ戦略によるEUの持続可能なくにづくり』
欧州環境庁 EU域内環境・政策・経済分析プロジェクト・マネージャー
ゴ-ム・ディエ(Gorm Dige)氏 ※日本語の同時通訳がつきます
国内の取り組み 1 『都市圏における生態系ネットワークの推進とその効果』
愛知県 知事 大村秀章氏
国内の取り組み2 『国土と社会の変貌と自然再生の未来像』
北海道大学大学院農学研究院 教授 中村太士氏
総括 東京都市大学 教授 涌井史郎氏
※出演者や講演時間は諸事情により変更になる場合があります。予めご了承ください。
【定員】 350名。事前申込制、参加費無料
※申込方法等詳細は http://www.ecosys.or.jp/activity/symposium/index.html か電話(03-5951-0244)でご確認ください。