地中残存物の天然石擁壁(間知石)の処理方法、および処分費用に関して

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表題に関してお尋ねします。

家屋の解体と併せて、高さ135cm、幅14m程度のL字型コンクリート擁壁撤去、を予定しております。
この擁壁の20㎝敷地側の地中に土地購入時に売り出し時より、売主の市役所により設置されていた天然石擁壁(間知石)が残存している可能性があり、左記 間知石が全面に全部残されていた場合の処理方法、および費用に関してお尋ねします。

1. 以下の処理方法、および地中の天然石擁壁の処理に対する見解は妥当でしょうか?
2. 以下の処理費用は妥当でしょうか?

愛知県のある解体業者の見積もりでは、全面に残されていた場合の地中の天然石擁壁撤去による最大加算額、および処理方法は以下のとおりとなります。

掘削作業 10万
土のふるい落し10万
積込2万
手元4万
埋設物(けんち石)処分費10t×20,000
運搬費4万
計50万

地中を深く掘削し石を取り出します。
土がついているため、土をふるい落します。
ふるい落とす際に石の破片も落ちるため人力で拾い集めます。
土をふるい落した後トラックに積み込みます。

同社によると、間知石の処分費用は、擁壁として土地の外側に設置されている場合と、地中に埋まっている場合とで費用が異なり、地中に埋まっていたものの処分費は通常の廃棄物と違い、
産廃処分会社は受け入れてくれない可能性大であることから高額となるとの見解です。

コメント

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3社見積をしたほうがいいですね。その場合、掘削◯m3、埋戻し◯m3、石積取壊し◯m3、積込み◯m3、運搬◯m3、処理費◯m3、諸経費(直接工事に関わらない機械輸送費や役員・事務職の給与や事務職賃料など)一式など数量を具体的に明示しなければ分かりません。

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埋設物のため推定値で見積もりますが、出来高は変更が必要と思われます。その金銭的処理についても見積書の条件欄と契約書に盛り込むようにする必要があります。後々、受発注間でトラブルのないように。

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L型擁壁の20cm内側とのことですが、フーチング(底盤が)が干渉していることになり疑問があります。フーチングが宅地側に入り込んでいるはずですから。それと私有地で建設する構造物に支障でなければ、わざわざ除去しますかないでいいんじゃないですか。

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アドバイスいただきありがとうございます。
地中埋蔵物全撤去は買主である建売業者の意向です。

現存する家屋は境界より4.2m内側にあることから、間知石から離れた位置に建てられています。
建売業者は分筆し2戸建てで売り出すことから、さらに境界に近い位置に家屋が建てられる可能性が高いと思われます。

フーチング基礎などは地中埋蔵物に含める必要はないのでしょうか?
地中埋蔵物の定義、範囲、をどのように解釈すべきかがわからないでいます。
ご意見を伺えれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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フーチングは擁壁構造の一部です。産廃業者が引き受けないものとは不法投棄のものですね。

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アドバイスをいただきありがとうございます。 とても参考になります。
「間知石の処分費用は、擁壁として土地の外側に設置されている場合と、地中に埋まっている場合とで費用が異なり、地中に埋まっていたものの処分費は通常の廃棄物と違い、産廃処分会社は受け入れてくれない可能性大であることから高額となる」 に関しても、ご見解をいただけますか?
よろしくお願いいたします。

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アドバイスをいただきありがとうございます。 とても参考になります。
「間知石の処分費用は、擁壁として土地の外側に設置されている場合と、地中に埋まっている場合とで費用が異なり、地中に埋まっていたものの処分費は通常の廃棄物と違い、産廃処分会社は受け入れてくれない可能性大であることから高額となる」 に関しても、ご見解をいただけますか?
よろしくお願いいたします。

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国土交通省土木工事積算基準では諸経費は直接工事費の金額により異なりますが、小規模工事程その割合は高くなります。工事価格5000万円ならば諸経費はそのうち75%程度で、つまり、直接工事費(現場の労務、機械経費、材料、処分費)は28.5万円です。諸経費の記載がなければ諸経費を直接工事費に載せて示していると思われます。