技術管理費の積上げ項目の積算方法について

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土木工事の共通仮設費(技術管理費)の積上げ項目の積算方法について、どなたかご教授いただけますか。
擁壁工事の基礎地盤の支持力調査のため、地質調査費を積上げ計上しようとしています。

①通常、地質調査委託であれば地質調査費に加えて、運搬費や足場仮設費、準備及び跡片付け等の費用を積み上げますが、土木工事においても同様に積み上げるのが正解でしょうか。
一応、他の国や自治体で公開されている設計書について、当方でインターネット検索してみましたが、地質調査費以外が積み上げされている設計書は発見できませんでした。

②準備及び跡片付けの費用について、物価資料に1業務あたりの単価が掲載されていますが、設計業務等標準積算基準書の説明には、
「準備及び跡片付けの単価は資機材の準備・保管、ボーリング地点の整地・跡片付け、占用許可及び申請手続き、位置出し測量等を含むものとする。」とあります。
実際のところ、工事においては、資機材の準備、跡片付けくらいで他の作業は要しませんので、そのまま単価を採用してしまうと過大になってしまいます。
この場合は、別途見積により単価を徴収するのが良いでしょうか。

よろしくお願いいたします。

コメント

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①支持力調査のためのボーリング調査を工事に含めて発注するのは、あまり適切とは言えないのではないでしょうか?平板載荷試験ではだめなのですか?
適切な受注機会や受注資格確保の観点から、ボーリングは別途地質業者に発注するのが基本と思いますが。
そもそも工事発注段階で必要な調査をしていないのですか?
②歩掛が現場と符合しないのなら見積もりを徴取するのがごく普通です。

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①について、補足いたします。
擁壁の施工規模が比較的小規模(施工延長3m、平均見え高50cm程度)のため、ボーリング調査は行っていません。
また、ボーリング調査を行っていたとしても、実工事で基礎地盤の支持力確認は必要と思われます。
今回の施工現場では平板載荷試験をできるほどの広さがありませんので、別の試験を検討しています。
試験単体の費用以外の積み上げは必要なんでしょうか。これによって見積もりの取り方も変わりますよね。

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それほど小さい擁壁に費用を掛けて支持力確認のボーリング調査はナンセンスと思います。擁壁の安定計算で、地盤反力はいくら出ていますか?
何もしなくてもいいと思いますが、キャスポルによる試験かスウェーデン式から換算N値を算出してN値から慣用的に地盤支持力を出して確認すれば充分でしょう。