広大なコンクリート造成後、土砂を入れて湿地環境が再生できるのか?

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浚渫土砂を投入している埋立地に、自然に湿地環境やエコトーンができあがり、多様な水生植物が生えて豊かな生態系を産んでいます。
埋立地であるがゆえの軟弱地盤なので、セメントを流して地盤改良した後、表面をコンクリートで覆い固めたプールを作ります。
ここからが質問です。コンクリートで覆ったプールに、再び土砂を投入し、コンクリで固める前の湿地環境の再生を図る、というものは、実際にどこかで前例があるのでしょうか?そのようなことは可能でしょうか?例えば学校のコンクリ―トでできたプールに水を入れても、藻は発生?アメンボくらいはいますが、生態系が広がる事はありません。どなたかご存知の方、また聞いた事があるかた、お願いします。

コメント

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有名所だと 響灘ビオトープ が該当するかと思います

コンクリートや防水シートをベースにして親水型のビオトープを形成する事は広く行われていますし、水田や人工池の多くは下部が人工の止水層ですよね。響灘に限らず、旧廃棄物処分場(通常は埋立層頂部に防水シート層、その上に覆土)が自然地状に回復?しているものは複数ありますし、自然環境でも岩盤の上に浅く土が堆積した湿地はありますので

表層より下が人工層や止水層であっても、地表面の生態系には大きな影響はないかと思います

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ご返信を頂いていたのに、お礼が遅くなりまして申し訳ありません。響灘ビオトープというところは、コンクリで覆った後に自然を再生させている、ということですか、それは参考になりますね、響灘ビオトープさんに詳細を聞いてみます。例えば、お城のお濠には冬にたくさんのカモなどの水鳥が飛来して水草や底生生物を潜って食べているのですが、下はコンクリプールではなく、自然の土ですので、そのような環境は難しいのではないかと思っていました。コンクリで覆った後も可能性があること、盛土の高さをでこぼこに合わせていけば、深い所と浅い所ができて、カモもシギチドリも来ることが可能かも知れません、ヒントをありがとうございます。