センター試験での土木

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この間行われたセンター試験で取り扱われた土木関連の話題について、(私の限られた条件で手に入った)「現代社会」から引用します。

第7問では、
・地域の環境問題への取り組みにおいて、その防止計画が重要であるが、広い意味での「地域計画」「都市計画」として位置づけられている。
・日本の都市計画が環境問題に対して十分に機能してきたとはいいがたい。
・上下水道・道路などの社会基盤の整備不足という論もあるが、既存の社会基盤で対応できるように個人や企業の活動を誘導する施策がとられなかった、ことも一因。
・地域間格差の問題のなかでも、地方の開発事業の行き過ぎでかえって環境問題を引き起こした例を紹介。
・計画の策定段階での住民参加による合意形成、市場メカニズムと連動した環境政策など、策定プロセスを重視した「計画」が重要になる。
などの文章が示されました。

「計画」はますます重要だそうです。

第7問・問4では「都心部の慢性的な道路混雑課題を緩和する施策」として、ロードプライシングなどの施策が紹介されています。

要約下手ですみません。以上。
ちなみに私は69点でした。

代々木ゼミナール 2004年大学入試センター試験速報

2級技術者資格審査

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先日、2級技術者資格審査を受験したものですが、解答などは発表されないのでしょうか?

論文や学会発刊図書の転載制限について

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発注者から委託された研究業務報告書に,参考にした他人の論文や学会発刊図書の一部をそのままコピーし,巻末資料として綴じて提出したいと考えています。もちろん出典は明示しますが,学会に許可なく利用してよろしいものでしょうか。例えば「文献調査業務」のような性格の報告資料では,文献添付を避けることができません。不特定多数が見るものではないが,個人使用とも言えない業務報告書や社内資料などに対する論文や書籍の転載制限に関して,一般的な見解も併せて教えて下さい。

2級の合格発表と合格基準発表はいつですか?

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2級土木学会認定技術者の合格発表は1月下旬となっていましたが具体的には何日なのでしょうか?また1級以上のように合格基準の発表はあるのでしょうか?

参考: 2級技術者資格審査の実施について (2003/5/1)

学会誌配達時の封筒に対する要望

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どうもみなさんお世話になっております。学会誌の件なのですが。

学会誌が郵便ポストに入れられるとき、いつも縦に折られて入れられてしまいます。ポストマンにしないよう最寄の郵便局にお願いしたのですが、ポストマンが交代しているのか、やはり折られて入れられてしまうことが多くあります。
学会誌の封筒に「二折厳禁」などと明記してもらえるとありがたいのですが。宜しくお願いいたします。

日本の土木工事の品質は悪いのか?

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 学会誌10月号太田先生の記事に関して、すでに岡崎さん達(11月20日)からご意見も出されており同感ですが、少し異なった観点から意見を述べたいと思います。
 私は日本の土木界について、自己評価や議論が不十分だと感じます。太田先生の土木の現状に関するご認識は多くの土木技術者にとって違和感を覚えるものと言えると思いますが、皆さんどうお考えでしょうか?
                              このような論文が掲載されることはそれなりに意味がありますし、ご提案の骨子そのものは一般論ですから全く異論もありません。問題は土木に対するご認識です。
 現在土木に対する偏見や誤った記述や発言に対して反論しない、黙って実行すればよいといった「男気?」が土木に対する偏見や誤った認識の蔓延を助長しています。(かく言う私も発言が遅れましたが。)ましてや今回は土木学会誌です。学会員が黙っていることは問題です。
 大きな問題は、「土木学会の倫理規定は技術者倫理が失墜したから改定した」、「土木工事の品質は悪く、土木従事者が手抜きをすると得をする仕組みである」としておられることです。
 私は土木学会の倫理規定の精神はもっと高い志によるものだと思いますし、一方日本の土木工事の品質は、私が知る限り世界でもトップクラスでしょう。ただしそのデータを見たことはありません、ご存知の方居られませんか?
「手抜きをすれば得する」というのは、民間建築はいざ知らず、土木の世界では一般的ではないでしょう。
 もちろん更なる向上を目指すことは我々技術者の責務ですが、批判をされるなら類推や風聞によるのでなく事実に基づいて行われるべきでしょう。
 関係者・専門家のご意見を賜ればと思います。

HP(企画委員会)のリニューアル

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企画委員会のHPが2000.11から変わっていません。
社会に向かって情報発信することを提案し、JSCE2005を担当した企画委員会としては少し問題ではないでしょうか。
 企画委員会の名簿もそのままです。
(ある人から指摘を受けました)

学会誌10月号 太田和博教授の論説について

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ユーザー 岡崎康生 の写真

 標記論説「土木従事者の誇りのために土木学会がなすべきこと―消費者指向型の社会資本整備システムの構築を―」について、極端な違和感を感じましたので、遅くなりましたがコメントを投稿させていただきます。

 太田先生は、今の土木のシステムにおいて、「土木従事者」が「消費者」(=国民)の要望を満足していないことを、その主な論点としておられるようですが、私が第一に違和感を感じるのは、この論説では「土木従事者」と「土木技術者」(「土木計画者」または「土木研究者」という表現も見える)とを区別して書いておられることです。御自身のマンションの施工不良(?)の例を引用されて、その原因は「建設部門」(=「土木従事者」)が「営業部門」の圧力に負けて「手抜き工事」をした事だと、言っておられます。そして、結びの部分では、このようなシステムの中で、「土木従事者」が「手抜き」をしないよう監視するのが「土木技術者」であり「土木学会」である、といっておられます。この認識は如何なものでしょうか。
 建築と土木が、そもそもシステムとして異なることは、とりあえず横に置いておくとしても、「土木従事者」が「営業」や「土建業者」の僕(しもべ)であって、上部の利益のために国民の要望に反する事をするというのは、いくらなんでも酷いと思います。
 土木学会の目指している一番大事な事は、「土木従事者」であれ、「土木計画者」であれ、「土木研究者」であれ、それぞれの立場で、ひとえに「公共の福祉」のために働く(個別の利益に従属しない)事だと思います。そして、土木学会の会員は全員、そういう気概で日々の仕事に取り組んでおられると思います。ここの認識は、是非改めて頂きたいものだと思います。

 更に、太田先生は、今の世に「国家百年の大計」を考える者は1人も居ず、土木業界の利益しか眼中に無い、と言っておられますが、何を持ってそのように言い切られるのか、全く理解できません。マンションの「施工不良」の例をもって、国土政策を含む「土木のシステム」全体を決め付けられるのは、幾らなんでも如何なものかと思っています。

横浜市営地下鉄 全席を優先席に

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ユーザー 宮田 卓 の写真

横浜市営地下鉄では,平成15年12月1日より,すべての座席を優先席にすることになりました。優先席のあり方を検討した結果,マナーの原点に立ち返り,誰もが気楽に席を譲り合える車内環境を作るとの考えから,実施に至ったそうです。

全国の公共交通機関に波及するかもしれません。

横浜市営地下鉄は全席を優先席にします!(PDF形式:55KB)(横浜市交通局)

藤井道路公団総裁の解任を支持

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 藤井道路公団総裁の解任を支持します。世論と乖離した総裁の行動・発言には落胆を禁じ得ません。藤井総裁は、技術官僚・土木技術者の恥。一刻も早い解任によって、技術者の良心を訴え、国民の信頼回復に、土木学会としても総力を挙げて行動すべきです。

(事務局からの注意書き)

 このご意見を掲載すべきかどうか事務局内で議論が分かれました。その理由は、最後のフレーズに「土木学会としても・・・」という一文がありますが、学会として個々のご意見を何ら支持するものではないからです。本来であれば、この一文は削除させていただく所です。
 匿名によるご投稿でなく、ご連絡をとれる形でのご投稿であれば修正をお願いし、ご回答をまち、掲載の可否を判断するところですが、このご投稿に関してはその手続きをとることができませんでした。一方、当サイトでは匿名のご投稿も可能としていることから、この様な事務局からの注意書きを掲載させていただくことといたしました。
 事務局としては、「経営トップとしての身の処し方」や「公聴会に至る手続き」など幅広い意見交換がなされればと思います。

原子力使い水素を製造、原研が製造実験に成功

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ユーザー 高橋徹 の写真

以下の記事を見つけました。

○原子力使い水素を製造、原研が製造実験に成功
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/eco/263132
 日本原子力研究所は、水を熱で分解して毎時35Lの水素を製造することに成功した。実験では電気ヒータで熱を供給したが、実用になったときの熱源として原子力を想定している。

これって、原子力発電の副生成物が燃料電池の燃料として使えるってことですよね。 実用化出来ればすごいことです。原子力発電(と原子力を使っている企業)の付加価値が向上することにつながりますね。ガス会社の燃料電池に当社が水素を供給するということもあり得たりして・・・

災害時における調査団派遣の判断と規程について

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ユーザー ishi1104 の写真

地震や集中豪雨などによる緊急災害時において、土木学会では災害緊急対応部門が設置されていますが、実際の調査団派遣に関する判断や調査団派遣時の規程(経費的なものから
学会としての公式見解発表など)について、内規のようなものはあるのでしょうか?

一般を巻き込んだ道路景観の検討

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ユーザー 中川 義也 の写真

8月は道路月間、8月10日は道の日ですね。

「日本の道と街並みを考える会」では日ごろから一般市民が道と街並みを見て、きれい、見苦しいなどと感じている景観を大募集するそうです。きれい、見苦しいなどの基準は子供たちに残したい、残したくないというところのようです。

http://www.michi-keikan.com/nippon/index.html

爆発的に普及しているカメラつき携帯やデジカメをもちいて一般を巻き込みながら景観や道路の議論をする試みであり、とても面白いと思います。

応募作品もリストになって見られるようになっています。
(現時点ではまだ応募がないで、空白のリストだけ見られます)

ハワイ移民の建設した用水路とそのツアー

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ユーザー 中川 義也 の写真

7月22日22時からのTBS「世界バリバリ☆バリュー」で、ハワイ移民が建設した用水路とそのツアーについて紹介されていました。

およそ100年前のハワイ開拓時代に欧米人技師により計画されたサトウキビ畑の灌漑導水路計画を困難な作業条件にもかかわらず、日本人移民が中心となって約1年半で完成させました。導水トンネルや導水橋には日本移民から伝えられたと思われる石積み技術や木組み技術が見て取れるそうです。

この物語を知った関係者が、近年この導水路のうち景観のよい部分をカヤックで下るツアーを運営しています。
このツアーは、Googleで検索した結果、これだと思われます。(TBSに確認していないですが。)
http://www.top-10-hosting.com/~fluming/

夏休みにハワイ計画を立てている方は参加してみてはいかがでしょうか。

トークサロン第2回:感想を書き込んでください

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ユーザー 中川 義也 の写真

2003年6月27日に開催した第二回トークサロン(ご案内した開催概要)の感想など、参加者の書き込みをお待ちしております。

以下、開催当日の概要です:

<水問題とは...>
・世界レベルで見て、災害被害(額・死亡数とも)の2/3は風水害、地震災害は1/3
 この状況は途上国・先進国を問わず
・2050年には世界人口の1/8が深刻な水不足に陥る。2025年にはアメリカでも水不足が深刻になる。
・洪水・渇水から、病気の蔓延,塩害などの2次被害も発生する。

<地球的な水循環の観測>
・気候は地球上における太陽エネルギーの循環であり、
 地球上で最大のエネルギーの循環は水の循環。
 気候変動の予測は水の循環を正確に把握することから始まる
  -例えば、アジアのモンスーン、南太平洋のエルニーニョは水循環の中でも最大のもの。
・水循環のモニタリング、アセスメントは、現在世界的に推進されている活動で
 2003年のエビアン・サミット、G8水行動計画の中にも盛り込まれている。
・現状、5機の人工衛星による観測体制が完成した。
 NASAや世界の気象観測所からのデータが日本(東京大学生産研究所)
 に集められて解析が進められている。
・ここで得られるデータは、気象予測の精度向上に用いられている。
 つい最近、国内でも3次元の水循環の予測モデルが導入され、精度が格段に向上した。

<小池先生の活動>
・流域管理技術の分野である洪水・渇水予測の研究からはじまり、
 積雪状況と河川流下水量の調査などを通じて、水循環観測の重要性に目をつける
・内陸で乾燥したイメージであるチベット高原での観測で、
 水循環の激しさに衝撃を受ける。国際チームによるチベット水循環観測体制を構築する。
・観測規模を広げ、世界的な水循環観測網の構築を苦労しながら達成。
・土木工学という技術体系を常に意識しながら、活動されている。

<フロアーから>
・国際社会が、気候変動における技術的な知見を必要としている中、
 小池先生の活動は気候変動の観測活動を支える屋台骨になっている。
・一般から見れば氏の研究内容は土木工学から逸脱している、
 ただし、私たちも、(技術畑だけではなく)社会が望む方向へあえて逸脱する必要もある。

<個人的に>
・学生の時に受講した「土木工学概論」
 などで教授から興味深い講義があったときの記憶がよみがえった。
・参加数が少ないのが悲しいが、
 今回はタイトルから難しい印象を受けたため周囲をあまり誘わなかった。
 もっと会員同士誘い合って参加して欲しいと思う。
 また、土木の世界を一般の方にも知らせるいい機会であるので、
 皆さんの周りにいる勉強家を誘ってみてもいいと思う。
・「大人のための土木講座」というような名前でもいいような。

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