細粒土(改良したもの)による盛土の品質管理について

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高速道路の路体盛土で、なじみの土建屋さんから依頼を受け、現場密度試験(砂置換法)を実施しました。
材料土は現場で100mmふるいにかけ、セメント系固化材を添加した改良土ですが、もとの土は礫混じり粘性土(やや耕作土が混じる)程度と考えられます(粒度試験を実施していないので正式な土質名称はつけられません)。
現場での感覚としては、ハンマーとたがねを使って土を掘り出したので、硬く締まっていると思ったのですが、持ち帰って乾燥炉にかけたところ、乾燥密度が大きく落ちてしまい、規格値に10%余り届かない結果となりました。
今その原因を考えているのですが、私にはこのような事例の経験がなく、質問します。

材料土は粘性土に類似する改良土で、含水比は30%程度でした。
このような土を乾燥炉にかければ、ある程度の乾燥密度の落込みは想定されますか?
教科書を読むと、細粒土の場合は密度比による管理ではなく、空気間隙率による管理をしなさいとありました。基本的な算出式等はざっと理解しましたが、このような土で、密度比では10%余りアウトでも、空気間隙率ならばOKという事があるのであしょうか。
なお、算出には土粒子の密度が既知でないといけないとのことですが、事前に土質試験が行われてなく、急遽試験を実施し、その結果を待っているところです。
細粒土の場合は空気間隙率で品質管理する、という基本的な考え方も含めて、ご教授願えませんでしょうか。

【地盤工学会技術講習会】「宅地地盤の品質評価に関する技術講習会」

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主催:公益社団法人地盤工学会
共催:公益社団法人土木学会/一般社団法人日本建築学会/一般社団法人全国地質調査業協会連合会/一般社団法人地盤保証検査協会/NPO住宅地盤品質協会/一般社団法人建設コンサルタンツ協会/一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会
※共催団体の会員は、会員価格で受講できます。

宅地地盤の品質を評価するためには,宅地地盤の評価に携わる技術者が地盤工学に関する高度な専門知識と技術者倫理を有する必要があります。 本講習会は2013年より検定試験が開始された地盤品質判定士資格が必要とする技術分野に対応する内容で構成しています。

 G-CPDポイント:6.5
 コ ー ス:土質・基礎/調査・設計・施工/国際・一般教養 中級
 日  時:平成27年 6月23日(火) 9:00~17:00
 会  場:地盤工学会 大会議室(東京都文京区千石4-38-2,Tel 03-3946-8677)
 会  費:地盤工学会会員16,000円 非会員19,000円 共催団体の会員16,000円(テキスト代込)
 テキスト:本講習会のために講師が作成したppt,資料集をテキストとして使用します。
 定  員:80名
 講  師:小野 日出男【地盤品質判定士/服部地質調査(株)】、菅野 安男【地盤品質判定士/ジャパンホームシールド(株)】、尾上 篤生【地盤品質判定士/興亜開発(株)】、北詰 昌樹【地盤品質判定士/東京工業大学】、小田部 雄二【地盤品質判定士/(株)アサノ大成基礎エンジニアリング】

申し込み方法など詳細はこちら:
https://www.jiban.or.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=172...

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