鋼矢板(ハット型)の打縮み対策について

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

ハット型鋼矢板のバイブロ施工をしております。延長を計測すると打縮みが多く見受けられます。
(打縮みの)対策方法をご存知でしたらご教示願います。

バイブロの振動により、水中で岩ズリが締まるという現象が起きるのかを教えてください。

セクション: 
|
ユーザー 新入社員 の写真

現在、河川沿いの道路堤防を施工しています。
川表からの浸透水の制御としてハット型鋼矢板(25H, l=10.0m)を打設しています。
岩塊や根固めブロックに当たり打設がストップした経緯があります。

支障物は0.7m³クラスのロングタイプバックホウを用いて、打設ラインを根入れまで探り撤去した後に、最大径300mm程度のゼロ分の多い岩ズリで埋戻しました。
岩ズリで埋戻した理由は、支障物を撤去する際に、岸からでは根入れ深さまで探れなかったので、岩塊撤去ヤードを岩ズリを用いて造成し、支障物撤去後そのまま埋戻し土に流用するという計画があったからです。

しかし、打設残長が1~2mのところで、大きな岩か岩盤層に当たったかのように高止まりしてしまいます。
1時間程、バイブロハンマーで振動させ続けると、やっと1枚打設できるかできないかといった状況です。
他の区間でも試し打ちを行いましたが、短区間ではなく連続して起こっています。

そこで、矢板打設業者によると、岩ズリで埋戻さないで砂で埋戻さないと、長時間のバイブロ振動で締め固まって入らなくなる、と言うのです。水中で本当にそんな事が起きるのでしょうか。
またそうであれば、砂に置換したり、オーガなどで先行掘削する方法しかございませんでしょうか。

河川での鋼矢板打設経験者が、職員の中にいませんので、どうすればよいか検討がつきかねます。
よろしくお願いいたします。

RSS - ハット型 を購読