「実物大の空港施設を用いた液状化実験に関するシンポジウム」の開催について

国土交通省航空局では、全国の空港で効率的に耐震対策を進めるため、昨年10月石狩湾新港で実物大の空港施設を用いた液状化実験を実施したところであり、国土技術政策総合研究所および(独)港湾空港技術研究所・共同研究組織と共に結果を解析してきたところです。今回その成果を中心に、基調講演・特別講演・技術報告など、今後の空港の液状化対策について考えるシンポジウムを以下のとおり開催します。
1.開催日時
平成20年10月21日(火) 10:00〜17:30
2.場所
東京大学 武田先端知ビル5階 武田ホール
3.主催者等
主催 : 国土交通省航空局、国土交通省国土技術政策総合研究所
独立行政法人港湾空港技術研究所
共催 : 社団法人土木学会、社団法人地盤工学会
4.主な講演内容
○基調講演 「社会資本と災害」
講演者 : 栢原英郎(社団法人土木学会会長、社団法人日本港湾協会会長)
○特別講演1 「液状化災害のメカニズムと対策の基本」
講演者 : 東畑郁生(東京大学教授)
○特別講演2 「空港に求められる液状化対策 〜巨大地震への備え〜」
講演者 : 善功企(九州大学教授)
○技術報告
第1部 実験概要
第2部 液状化地盤の調査
第3部 液状化対策工法
第4部 滑走路機能に関する調査
5.その他
入場無料。なお希望者の方には、資料集を1部2,000円(税込)で配布いたします。
6.詳細および申込み方法
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab09_hh_000009.html