鋼矢板護岸にかかる土圧について(谷地形)

鋼矢板護岸の設計にあたり、土圧の考え方について悩んでおります。
該当河川は谷地形となっており、護岸の設置ラインから管理用通路を挟み川裏側の敷地が山のように急斜面となっております。
鋼矢板の前面基礎地盤から主働崩壊角を引くと川裏側の急斜面の法尻にギリギリかかるのですが、その場合鋼矢板に働く主働土圧は急斜面の土圧も見込むべきでしょうか。
それとも、管理用通路の高さが続いていると仮定して土圧を設定するべきでしょうか。
ご意見いただければ幸いです。

コメント

#9843

>管理用通路の高さが続いていると仮定して土圧を設定
このように考えて設計を進める理由は何でしょう。
根拠が明確になれば、どのようにすべきかおのずと決まってくると思います。

#9844

その急斜面は地山でしょう。
その地山が不安定であれば主働土圧として見込む。
管理用道路は切土整形道路かも知れません。
その管理用道路が不安定であれば主働土圧として見込む。
主働崩壊角が法尻ギリギリ掛かるのならギリギリ掛からなくすれば良いです。
そもそも主働崩壊角は計算上の理論であって、不動の物では無いからです。