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ホーム › オンラインセミナー「課題先進国モルディブ:小島嶼国の未来の行方」開催のお知らせオンラインセミナー「課題先進国モルディブ:小島嶼国の未来の行方」開催のお知らせ
公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(日本GIF)では、
オンラインセミナー
「課題先進国モルディブ:小島嶼国の未来の行方」
を開催いたします。
https://gif.or.jp/seminar_info/maldives-2/
・開催日時:2024年7 月25 日(木)14時~15時半
・開催方式:Zoomを使用したウェビナー(オンラインセミナー)
・参加費:無料、どなたでもご参加いただけます。
☆事前のご登録を下記よりお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_j1zp-s9tSQ6aWL1WjM_eBw
インド洋に位置するモルディブ共和国の一般的なイメージは、小さな島が散らばる美しい海や豪華なリゾートでしょう。しかし、それはモルディブの一面に過ぎません。モルディブは今、小島嶼国のフロントランナーとして注目すべき国の一つです。
今回のオンラインセミナーでは、JICAモルディブ支所長としてご活躍の髙城元生氏を講師にお迎えし、モルディブの現状について、現地から最新情報をお伝えいただきます。
モルディブは、サンゴ礁の砂礫で国土が形成されている国(環礁国)です。平均海抜が1.5m程度と低いため、気候変動による海面上昇の影響を最も早く受けると考えられています。その対策として、政府による海岸防護事業の実施や、緑の気候基金(GCF)の資金を活用した、自然を活かした協力事業なども開始されています。
一方で、モルディブでは急速に、埋め立てによる人工島の造成や、島の拡張などの開発事業も進んでいます。これらの事業費はモルディブの財政を圧迫するとともに、公的債務の増加に繋がっています。モルディブ政府の大口の対外債務国は中国・インドですが、昨年11月の政権交代後、伝統的にモルディブと親しい関係にあったインドとの間に緊張が生じています。埋め立てによる開発が環境に及ぼす影響も懸念されます。
モルディブはこれからどこに向かうのでしょうか。
日本GIFのオンラインセミナーは、講師と参加者との質疑応答の時間を長めに取っております。
モルディブや小島嶼国・環礁国、気候変動適応策、インド洋地域の地政学などに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。