岩着基礎

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ブロック積護岸を岩着基礎とする場合、根入れをとるよう基準がありますが、根入れはそもそも洗堀対策ために設けるものかと思われます。
根入れ無しで岩着基礎とした場合どのような問題点があるのでしょうか?

コメント

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それは岩着基礎ではなく岩乗せ基礎でしょう。そんな不安定な構造物を造るのですか???

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説明が不足しておりました。
均しコン等接地面の整正はした上での話です。
不安定かについては、護岸の安定照査をする際は前面の受動土圧は考慮していないため根入れがあろうがなかろうが安定していることの確認はとれていると思われます。
当方、根入れは基礎底面の地盤が洗堀を受けることで護岸が崩壊することを防ぐためのものと認識しているのですが、通常岩盤は洗堀を受けることはないかと思われます。(超長期的にみれば岩盤も削れるでしょうが…)
東京都の「河川構造物設計基準」では根入れ長が護床工等の設置によって洗堀を受ける恐れのない場合1m→0.5mに低減できるとなっています。
そのため設置面の整正程度で根入れは不要なのでは?という考えですがいかがでしょうか?

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均しコンに乗せただけでは同じことだと思います。安定計算上は受動土圧は考えませんが、洗堀されますと基礎が露出してきわめて不安定になります。
そもそも岩がでてくる河川は、山間の急流部と思われますので、洗堀の恐れはあると考えます。洗堀防止のために通常30~50㎝程度根入れを確保していると思います。アイオンで掘削しても粉を吹くぐらいの硬岩でしたら洗堀の恐れはないかも知れませんが。
また、設計上は岩着になっていても本当に岩が露出していますか?軟岩Ⅰ程度では怪しい限りです。ボーリング屋さんの土質区分は、礫質土が軟岩Ⅰに区分されている
甘めの場合が多々あります。現場では簡単にユンボで掘削できてしまう軟岩があります。岩着で施工し(アイオンでなく平気でユンボ掘削していた)1年後にすべて根が浮いた護岸を見たこともあります。

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回答ありがとうございます。
岩の出てくる急流部であれば確かに危険ですね。そもそも流速的にブロック積がNGな気もしますが…
今検討していたところは山間部には近いですが住宅地の中を流れる川で流速は5m/s以下の中小河川なので当現場に限れば洗堀は受けにくいかと思われます。
ただ確かに基準で行くと岩の区分によって根入れ深さも変わっているため一括りに岩盤であるからという考えは早計だったかもしれません。
ありがとうございます。

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ブロック張りでなくブロック積みで「積み護岸」になりますので護岸に対する要求性能としての「耐浸食機能」は確保されていると思います。
流速8m/sあたりまで適用できたと思いますよ。

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確かに積護岸でしたね、間違えました。
ありがとうございます。

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根入れは洗堀対策だけではありません。
滑り止めとしての効果も期待しています。

一般的に擁壁の設計計算では前面の受動土圧は考慮しませんが、
通常のブロック積は設計計算してません。「経験による設計法」です。
仮に計算ソフトで計算すれば滑動でアウトになるケースが多いです。

基面整正して根入れなしに岩着したら?普通に滑ります。
基面整正しない方が凹凸がある分ましでしょう。

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回答ありがとうございます。
岩盤に設置する場合、基礎底面と地盤の摩擦係数が0.6→0.7になるため滑動に対しても強くなるかと思われます。(背面が兼用道路のため設計計算をかけており滑動の安定も確認出来ています)
摩擦係数を上げても滑動NGの場合は確かに根入れを確保した方がよいかもしてないですね。
基面整正も言葉選びが悪かったかもしれません、滑面にするということではなく、均しコンと岩盤間の付着を良くするための目荒らしや高さ調整のための岩掘削的な意味合いでした。
設計として納める場合はもちろん根入れをするようにしますが、実際本当に必要なのか?という疑問です。

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擁壁の理論・疑問に関しては右城猛さんがいろいろな本を出されているので勉強になると思いますよ。

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ありがとうございます。
確認してみます。
岩着基礎はあまり文献がないので書かれているとよいのですが…

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根入れは洗掘、掘り起こし、凍上防止のためにありますが、今回は川なので洗掘対策でしょうね。
その岩が長期的健全が保てる物であれば、岩盤上に設置しても問題ありません。それ自体が基盤になるわけですから。
但し、基面を確保する為に部分掘削は必要となります。
掘削でガタガタになった部分は均しコンクリートを打って基面を作ります。
その上に均しモルタルを乗せて、積みブロックを立ち上げていきます。
横方向の隙間はペーラインコンクリート(均しコンもしくは均しモルタル)で間詰めします。

長期的安定性がない岩盤であれば、通常の設計、つまり土だと思って設計すれば良いです。

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回答ありがとうございます。
まさしく私の考えていたことそのものです。
現在の設計としては基準類に準拠する他ありませんが、やはり岩盤が健全であるなら設置に必要な基面の部分掘削程度で十分ですよね。
根入れが必要な基準類は安全側を考慮しての物なのでしょうか…?
同じ考えの方がいてすっきりしました。ありがとうございます。

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健全な岩盤の強度はコンクリートと同等以上なのだから、それを壊して同等以下の物を構築する思想は間違っていると言うことです。
岩盤が健全かどうかについては通常の物証試験で分かると思いますが、凍上に関しては泥岩、頁岩、凝灰岩辺りは注意が必要だったと思います。
吸水率、p波速度、一軸圧縮強度である一定の数値を超えたものは長期的安定性に欠けると判断した方が良いです。

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やはりそうですよね。なぜこのような基準があるのか疑問でしたので同様の考えをお持ちの方がいて安心しました。
護岸と言えばとりあえず根入れするみたいなところからきている慣例的な基準なのですかね…?
今回の現場は凍上するような地域ではないのでとりあえず大丈夫そうです。
岩の評価の判断材料が書かれた書籍等はございますでしょうか…?

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河川工事に関しての文献はほとんど見たことがありませんが、根入れが必須との説明はないような気がします。
むしろ、根入れが必要だという固定観念の下で文献を読むから、そこに至るのでは無いかと思います。
他方では、河川は砂礫や流石などの堆積物があるのが常だから、そのような表現になっているのかも知れません。

岩盤評価文献は色々ありますが、いずれにしても何らかの試験は必要ですから、その辺りは地域の土質屋がよく知っていると思います。