地下水位の考え方について教えてください。
対象となる地点とボーリング採取地点の標高が違う場合、地下水位はどちらの考え方で採用するのがいいのでしょうか。
①地盤合わせ:地盤からの深度を同じものとして考える ②標高合わせ:地下水位の標高を同一として考える
対象地点とボーリングまでの距離は30m程度、標高差は20cm程度になります。
どちらが正しいかは分かりませんが、自分は岩盤面に沿って流れていない限り、同一標高でしています。
地下水学の立場からはどちらも正しくないというのが正解でしょう。 帯水層の厚みが十分(たとえば10m以上)で地下水流がほとんどない場合は②,帯水層が薄くて地表面と並行している場合は①が勧められます。 いずれにしても,地下水流速または地下水面の形と地質断面がわからないと話になりません。イチかバチかで決めるならコメント6857のような決断もあり得ます。
対象地点を挟むように2つ以上のボーリングがあれば、地質縦断を作るのが一番だと思います。 1地点しかない場合は地表面と並行しているかもわかりません。
帯水層の厚みで推測するのが良さそうですね。 層厚が十分ある場合は水位差が生じにくく、 逆に層厚が十分でない場合は、地層の高低差が地下水位に影響を与えやすいと考えればいいんですね。
どちらを採用しても20cmしか違わないのなら誤差程度ではないでしょうか。このくらいの地下水位の変動はあると思います。
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コメント
#6857 Re: 地下水位の考え方
どちらが正しいかは分かりませんが、自分は岩盤面に沿って流れていない限り、同一標高でしています。
#6858 Re: 地下水位の考え方
地下水学の立場からはどちらも正しくないというのが正解でしょう。
帯水層の厚みが十分(たとえば10m以上)で地下水流がほとんどない場合は②,帯水層が薄くて地表面と並行している場合は①が勧められます。
いずれにしても,地下水流速または地下水面の形と地質断面がわからないと話になりません。イチかバチかで決めるならコメント6857のような決断もあり得ます。
#6859 Re: 地下水位の考え方
対象地点を挟むように2つ以上のボーリングがあれば、地質縦断を作るのが一番だと思います。
1地点しかない場合は地表面と並行しているかもわかりません。
帯水層の厚みで推測するのが良さそうですね。
層厚が十分ある場合は水位差が生じにくく、
逆に層厚が十分でない場合は、地層の高低差が地下水位に影響を与えやすいと考えればいいんですね。
#6860 Re: 地下水位の考え方
どちらを採用しても20cmしか違わないのなら誤差程度ではないでしょうか。このくらいの地下水位の変動はあると思います。