下水道における小口径推進検討について

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建設コンサルタントで現在下水道の設計業務に携わっております。その中で、最近小口径の推進工法について触れる機会があり、質問させていただきます。
会社内では、小口径の推進選定は昔に発売された選定マニュアルを用いる先輩が多いですが、違う役所から、昔の本だから当てにしてはならないと指摘を受けていました。その先輩は工法ナビやねっとを用いて他の新しい工法も調べていました。
皆さんは、どのように工法の選定を行いますか?今後のためにも何か効率のいい選定方法等を教えていただきたいです。
推進工法の指針である程度は絞れると思うのですは、そこから、各工法協会から見積もりを取ろうとすると結構多いと思うのですが・・・
また、小口径は多種多様な状況となっており、度の工法もある程度できると思うのですが、そのような最新の工法等はどのように手に入れていますか?

コメント

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推進工法は色々あります。
昔に発売されたマニュアル以降、マニュアルがないのであればそれがバイブルであって、官庁もそれに基づいて積算しています。
最近の資本経済色の強さを資としたブロパカンダ性が感じられるものよりシンプルとも思え、昔の本であるがゆえにあてになるケースもあります。
どの工法が最善であるかは、現場条件と発注者積算条件および、発注者の思想だけです。
この3点をもって抽出と見積もり判断をするのが基本です。

この中、発注者の思想というのを読み切る視力が必要です。
①技術、経験などの能力がないために聞き心地の良い意見を述べているだけの発注者。
②先進技術至上主義思想の強い、本質を見失いがちの発注者。
③事業全体に配慮して当該妥当性を見抜けない発注者。

こういうところに腐心する受注者が多く、そのような会社や担当者を見ていると気の毒には思います。
そのようなことを読み切る視力を蓄えて初めて技術者と言えます。
個人的にはその視力がない人たちは技術事務員と思っています。

参考になれば幸いです。

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私は最新技術だけでなく、近所に施工できる会社があるかなどの地域性も公共工事では配慮する必要も
あると思ってます。