橋脚耐震補強でエポキシ樹脂塗装鉄筋を使用した場合のフーチング定着長は?

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

いつも有益なご意見ありがとうございます。
現在、塩害対策区分Sエリアでの橋脚に対して、RC巻立て補強を計画しております。
道示Ⅳよりかぶり+エポキシ樹脂塗装鉄筋で対策を講じるつもりなのですが・・・
普通コンクリートと塗装鉄筋の場合の付着強度の低減は、コンクリートライブラリー112から分かるのですが・・・
補強用軸方向鉄筋をフーチングに削孔定着する際、この塗装鉄筋と定着孔の充填エポキシ樹脂との定着長をどう判断すべきか迷っております。
通常のケースとしては、海洋架橋の資料に沿って、定着長20φを考えておりますが、塗装鉄筋を使用しての場合、この20φを対コンクリート用の低減に併せて20φ÷0.85=23.529φ→24φと単純に考えましたがやはりまずいでしょうか?

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

一年前の質問ですが・・・
行き着く先はどうしてもその付着力の部分になりますが、その事と定着長との相互関係を根拠だてるのは困難ではないかと思います。
現在設計では、定着長分はエポキシ樹脂塗装を現場で剥ぎ取るように指示しています。
アンカー定着は、エポキシ樹脂で行なわれるので樹脂塗装と同等の効果が見込めます。
また、基本的にエポキシ樹脂塗装鉄筋は、工場でドブ付けで行なわれるので、定着長分は塗装しないでくれと言っても断られるだけです。

設計、施工的にも問題なく、また工事費の増も抑える事ができます。