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細骨材の表面水率の計算式について教えてください。
JIS A 1111:細骨材の表面水率試験方法で、分からない事があり質問させていただきます。
表面水率を求める計算式で、分子の(m-ms)が「砂の表面水の量(g)」であることは分かるのですが、分母の(m1-m)の式が分からず困っています。
どうして、「砂の量」から「砂で置き換えられた水の量」を引くのでしょうか?
簡単に、「砂の表面水の量(g)」を「砂の量(g)」で割るだけで良いのではないのでしょうか?
砂の表面水率を計算するのであれば、((m-mS)/m1)×100で良いのではと思います。
どなたか、お分かりになる方がいましたら御教示いただければ助かります。
コメント
#4773 Re: 細骨材の表面水率試験の計算式について
表面水率=細骨材の表面に付着している水量/表乾状態の細骨材の質量です。一方、m1=細骨材の表乾状態の質量+付着している水(表面水)ですから、付着している水の質量は差し引かないといけません。mは、試料に付着していた水(表面水)の質量です。
#5045 Re: 細骨材の表面水率試験の計算式について
表乾状態の質量を Ws
湿潤状態の質量を Ww
とすると、定義により
表面水率H=(Ww - Ws)/Wsx100----①
JIS A 1111より
Ww(試料の質量)=m1 =Ws + W表面水質量--------②
m(試料で置き換えられた水の質量)
=試料の体積 =Wsの体積 + W表面水体積 =Ws/ds + W表面水質量/1.00-----③
(ただし、dsは表乾密度)
② - ③ より
Ws=(m1-m)ds/(ds-1) これとWw=m1 を強引に①に代入すると
H=(m-m1/ds)/(m1-m)x100 が算出されます。