コンクリートの硫酸侵食調査

 温泉地帯でのコンクリート製貯留ピットの劣化状況を調べるため、硫酸イオンによる腐食深さについての調査を考えています。コア抜きしたコンクリートサンプルを用いてコンクリート表面からの硫酸イオンの侵入範囲を、発色試薬による簡易測定法で行いたいと考えています。「コンクリート標準示方書(維持管理編)」による方法以外での発色試薬を用いた簡易測定法についてご教授頂けないでしょうか。また、測定に関する関連文献等でもかまいませんのでお教え頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。

現場打ボックスカルバートの頂版裏への水切りの設置について

場所打函渠工(現場打ボックスカルバート、内空H4800,W4000)における頂版裏への水切りの設置を考えておりますが、水切り設置の参考となる文献・資料とありましたら、教えて頂きたいのですが、よろしくお願い致します。

コンクリートの硫酸イオン浸透深さ簡易測定

2001年版コンクリート標準示方書(維持管理編)136ページ中段に硫酸イオンの浸透深さの簡易測定方法についての記載がありますが、136ページ16行目「過マンガン酸カリウムと0.2mol/l塩化バリウムの1:3混合液噴霧による呈色反応」での使用する過マンガン酸カリウムの濃度はいくらなのでしょうか。
また、136ページ18ー19行目「ニトロアゾ化合物(3-カルボキシ-4-ヒドロキシ-3'-ニトロアゾベンゼン)0.1%−50%エタノール溶液噴霧による呈色反応」で使われる3-カルボキシ-4-ヒドロキシ-3'-ニトロアゾベンゼンを入手したいのですが試薬メーカーに訪ねたところ本名称での薬品は無いとのことでした。入手先等についてお教え頂けないでしょうか。

鉄筋の基本定着長

9.5.5基本定着長において、
(2)・・・打込み終了面から300mmの深さより上方の位置で、かつ水平から45°以内の角度で配置されている場合は(1)により求めるldの1.3倍の基本定着長とする。
とあります。

これは、コンクリートが硬化する際のブリーディングによって、上方の鉄筋下側の付着力が小さくなる為基本定着長を割り増していると見聞きした覚えがあります。

示方書では部材の形状・種類等に関わる記述がありませんが、これに厳密に従うとした場合、300mm以下の部材厚(スラブ等)の場合でも一律に考慮する必要があるのでしょうか?この場合上下面の鉄筋両方とも1.3倍した基本定着長を用いることになります。

また同様に壁などの鉛直部材でも、施工時に分割して打設した場合、打継ぎ面から300mm以内の鉄筋で同様のことがいえると思いますが、実際に考慮されていることはないように思います。

過去の質問にも同様のものがありましたが、返答がなかったようなので、再度質問させていただきました。この規定の元になっている考え方等ご存知でしたら、ぜひご教示願います。

既設コンクリートとの一体化

 標識基礎の施工を予定する箇所に埋設された既設構造物(重力式擁壁)があり一体化を検討中です。さし筋やアンカー、表面のチッピング、接着剤の使用等を検討中なのですが一般にどのような方法が適切なのでしょうかご教授願います。

コンクリートのひび割れについて

コンクリート打設を終え、コンクリートが固まり始めた時に施工加重や振動があたえられると、そのコンクリートはどうなるのでしょうか?また、その現象が掲載されている本やURLなど教えて頂けたら幸いです。

コンクリート打設後の雨について

この度建築条件付住宅を購入した者です。
はじめて投稿させていただきます。よろしくお願いします。
先日、午前(晴天)に基礎の底盤にコンクリートが打設されました。その日の夕方、一時的に雨が降りました。(一時的でしたが多量だったと思います。)
翌朝、打設後の状況を見に行くと、枠の中に1cmほど水がたまっており、また、表面が乾ききっていなかったのか、コンクリート表面には砂利が浮いており、また灰色の物体が剥離していました。また水面にも色々浮いていました。さらにその翌日見に行ってみると、表面の水はほぼはけており、コンクリートの表面は砂利が浮いてざらっとしておりました。
工事はこの状態で立ち上がり部分にも打設していく準備が進んでいますが、このまま進行してもよいものなのでしょうか。建築会社にも確認予定ですが、ご回答よろしくお願いします。

鉄筋スペーサーの個数について

鉄筋スペーサーの設置個数について質問いたします。
床盤の場合?/4個、壁の場合?/2個とされていますが、鉄筋を配筋する面積に対してだしょうか?躯体の面積に対してだしょうか?
例えば、10m×10mの床盤に対して鉄筋を配筋するとして、4方それぞれ100mmのかぶりがあるとすると、9.8m×9.8m=96.04?になり、スペーサーは384.2個いる事になりますが、床盤そのものの面積ですと400個必要になります。どちらが正しいのでしょうか?

消波ブロックの補修について

現在国土交通省の発注で消波ブロックの製作(16tテトラ)を行っております。出来形管理項目でブロックの外観検査を行ったのですが発注者監督職員より気泡、クラック、浮砂、ジャンカ等の補修を求められました。すべてのブロックにつきクラック、気泡等の寸法を測定し写真を添付した記録簿を提出、補修方法の検討書を作成、監督員の立会い確認の後補修を行うよう指示されました。
通常テトラブロックの補修は、脚上部に発生する沈下クラックをはつった後モルタル等で補修する程度だと認識しておりましたが、補修の明確な基準が何かありませんでしょうか?あまりに発注者監督職員の要求が厳しいため思い余って質問させていただきました。よろしくお願いします。