擁壁の亀裂補修について

個人住宅の外周擁壁を重力式擁壁(H=1.5m程度)で造られているのですが、コーナー部分に斜めに亀裂が入っており、対策はどのような方法がよいのか教えていただきたい。
 擁壁には、目地材というものが入っていない為にコンクリートの収縮によってできたものと判断しています。
擁壁の形状としては、高さ1.5m程度でコの字型に施工されております。
完成後2年経って気付きました。

クリープ算定式の単位は不整合?

2007年制定 コンクリート標準示方書・設計編 5.2.9クリープ【解説】におけるクリープ予測式は,普通コンクリート用と高強度コンクリート用の2式が記述されています.双方のε'ccには単位が明記されていませんが,前者は×10^(-10)と思われます.
しかし,後者の出典はコンクリート技術シリーズ39と思われ,その場合の単位はμ(=10^(-6))です.
以上から,両予測式では同じε'ccに対して異なる単位の計算結果を与えるように思うのですが,いかがでしょうか?

深礎杭に支持された橋台の段差フーチングに対するねじりモーメント照査

単列深礎杭+段差フーチングの橋台ですが、フーチングが枕梁形状となっており、段差形状による作用外力差およびフーチング剛度差により、フーチングの直角方向軸周りにねじり曲げモーメントが発生すると考えますが、これは釣り合いねじり、変形適合ねじりでしょうか?深礎杭〜フーチング〜深礎杭といった門型ラーメン形状と支点の拘束条件を鑑みますと、変形適合ねじりと思うのですが如何でしょうか?
また、このねじりモーメントに対して、道示?4.4に拠るような応力度照査は必要となりますでしょうか?橋梁は連続桁橋で下部工との接合はゴム支承による弾性支持です。

RC梁曲げ載荷試験の荷重のかけ方

教科書等の文献において、RC梁の曲げ載荷試験は、1点の集中荷重ではなく、2点の集中荷重を載荷し、ひび割れ発生状況、荷重とたわみの関係等を調べています。
なぜ、1点ではだめなのでしょうか?

仮設構台の基礎コンクリートの照査について

はじめて投稿します。
 表題の通り、仮設構台下の基礎コンクリートについて照査を行っております。
仮設構台は一般的な主桁、桁受、支柱、敷桁、その下に基礎コンクリートという構成になっております。
敷桁サイス゛は、H-300で基礎コンクリート幅はW=500で考えています。
 基礎コンクリートの厚みをどれくらいすれば良いか、どのような検討をすればよいのか
よくわからなくて今回、投稿させていただきました。

・普通にコンクリートの許容圧縮応力が、上載荷重より大きければいいのか。
・敷桁下に荷重がかかるので、その部分のせん断応力の検討をする必要があるのか。
・敷桁下の支圧応力の検討をすればよいのか。。

いかんせん、100tクローラークレーンが上を通りますので、コンクリートが割れないかどうか、
検討する必要に迫られています。

初歩的な質問で申し訳ありませんが、どなたかご教授いただけませんか?

よろしくお願いします。

鉄筋の継手長

床版の設計では鉄筋SD295使用することとしていましたが、施工する際にSD295が調達できず、SD345を使用せざる得なくなりました。
そこで、継手長を当初どおりとすべきか?SD345の引張応力度に応じた継手長を確保すべきか?迷っています。アドバイスください。

重力式擁壁の地震時の安定検討

擁壁の地震時の安定検討は擁壁工指針によれば高さ8m以下の場合省略してもよいとされていますが、
重力式擁壁の基礎部にコンクリート置換基礎(段差基礎)を施工した場合、この置き換え基礎工の高さも含まれるのでしょうか。
例)高さ6mの重力式擁壁+高さ3mの置換基礎工

示方書の寒中コンクリートの養生終了時の所要圧縮強度の断面厚について

激しい気象作用を受けるコンクリートの養生終了時の所要圧縮強度の表で、断面厚が「薄い場合」「普通の場合」「厚い場合」とあるが、それぞれの厚さの目安はどれくらいでしょうか。

曲げひび割れ幅の適用条件について

対象部材:RCボックスカルバートの頂版

【設計条件】
コンクリート強度 24N/mm2
引張鉄筋径・ピッチ D29@250mm
引張鉄筋かぶり 100mm 
発生曲げ引張応力度 σs=150N/mm2 <σsa=180N/mm2

【設計曲げひび割れ幅】
コンクリート標準示方書 [構造性能照査編] 7.4.4 曲げひび割れの検討
に準じて、曲げひび割れ幅を算出すると、W=0.49mmとなります。

【許容ひび割れ幅】
一般の環境(0.005C)より、0.005×(100-29/2)=0.43mm
であり、許容ひび割れ幅を超過します。

土木設計ガイドラインによる一般的な配筋仕様で、許容応力度も満足しています。
曲げひび割れ幅を満足させようとすれば、鉄筋ピッチを125mmにする必要があり、
配筋省力化を目的とした250mmが成り立ちません。

曲げひび割れ幅の算出式はかぶりの大きい、橋梁下部工やボックスカルバートに適用できるのでしょうか?
かぶりが大きい構造物では、設計曲げひび割れ幅が大きくなってしまいます。

カッター目地?

初めて投稿します。長らく土木現場の技術監理をしてきて、このたび民間の化学工場プラント建設の設計に携わることになりました。プラント建設といっても建築的要素が多くて、戸惑うことが多いのですが、その中で疑問に感じたことについて、皆さんのご意見をいただきたいと思います。疑問というのは、プラント内の土間コンの目地(ヒビ割れ誘発目地)というのは土木的な発想では通常、10m以内にレキ性質目地板というのが普通と思っていましたが、先輩に聞くと、通常はカッター目地(コンクリート打設後、ロードカッターで、打設厚の1/3程度切れ目を入れる)を施工するらしいです。今までは護岸のエプロン等では、目地板とスリップバーが当たり前と思っていたのですが、カッター目地なら打設回数も減らせるし、手間もかかりませんよね。なぜ、土木と建築ではこんなに発想の違いがあるのかと、カッター目地の有効性についてご存知の方がいれば、ご教授ください。わかりにくい文章で申し訳ありません。