擁壁工指針における「直高」の考え方について

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擁壁工指針P169に記述されている直高の考え方は「積ブロック部分の鉛直高さを直高」されています。
指針同ページの解図は背後地が天端コンクリートからフラットになっている状況です。
では、積ブロックの天端コンクリートのすぐ上にコンクリートのパラペット堤があるような河川堤防の場合も直高は積ブロック天端コンクリートまでと考えてよろしいでしょうか。それともパラペット堤までを直高として積ブロックの控長等は設定したほうがよろしいでしょうか。

コメント

#10231

「災害復旧工事の設計要領」や「災害査定の留意点」ではある一定までの嵩上盛土の場合は直高はブロック天端までとしています。
なのでパラペット堤くらいではブロック天端でもいいと思います。
ただ、実務上では説明が面倒くさいので例えばプレガードだと路面までの高さを直高として設計しています。

#10232

ありがとうございます。
擁壁工指針にも嵩上げ盛土高が直高の1/2程度とありますね。
パラペットが0.8m程度で、下部の大型ブロック積みの直高が3m以下なので、パラペットを直高に含むか否かで控え厚が変わるところでしたので悩んでいたところでした。