第3回次世代地盤改良技術に関するワークショップ
(3rd New Ground Improvement Technique 2012: NGIT2012)
主 催:独立行政法人土木研究所
後 援:公益社団法人地盤工学会 ・同関西支部
公益社団法人土木学会 ・同関西支部
公益社団法人日本材料学会 ・同関西支部
一般社団法人資源・素材学会 ・同関西支部
一般社団法人日本応用地質学会・同関西支部
地盤改良技術においても、製造時の温室効果ガス排出が少ないものや再生材を有効利用する等、より環境負荷の少ない新技術を適材適所で使用することが求められています。また,埋設管の埋戻し等,地下に埋設される場合が多い地盤構造物は,その維持管理・更新が困難であることから,省メンテナンス技術が求められています。
このような状況の中で,微生物機能や再生材等を利用した次世代の地盤改良技術に関する研究開発が進められています。
そこで,全国からこうした分野に精通した研究者と技術者にお集まりいただき,「第3回次世代地盤改良技術に関するワークショップ」を下記のとおり開催いたします。本ワークショップに参加をご希望される方は,別紙の参加申込書により2012年8月17日(金)までに下記の連絡先までお申し込み下さい。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
記
・日 時:2012年8月24日(金) 13:00~16:30 ワークショップ 17:30~19:30 懇親会
・場 所:国立和歌山工業高等専門学校
644-0023 和歌山県御坊市名田町野島77
(JR御坊(ごぼう)駅から,「御坊南海バス」印南(いなみ)町役場前行きに乗車,学園前バス停で下車。
または
JR印南駅から徒歩約1分の印南町役場前バス停で 「御坊南海バス」御坊駅行きに乗車,学園前バス停で下車。)
・プログラム(予定):
13:00~13:05 開催挨拶
13:05~ 話題提供および質疑応答(1人当たり15分)
13:05~13:20 (1) 生物に秘められた大きな力を土木(地盤)工学に活かす 広島工業大学 二神 種弘
13:20~13:35 (2) 微生物を用いた酸性土壌の中和 長野工業高等専門学校 畠 俊郎
13:35~13:50 (3) 好塩菌堆肥を用いた塩害土壌の修復への取組み 九州大学 大嶺 聖
13:50~14:05 (4) バイオグラウトの微小間隙止水への利用の検討 強化土エンジニヤリング 寺島 麗
14:05~14:20 休憩
14:20~14:35 (5) 微生物を利用した泥炭固化の試み 寒地土木研究所 西本 聡
14:35~14:50 (6) 炭酸カルシウムによる固化砂の力学特性の研究 和歌山工業高等専門学校 林 和幸
14:50~15:05 (7) ウレアーゼ型グラウト研究の進捗状況 愛媛大学 安原 英明
15:05~15:20 (8) 脱窒菌を用いたグラウト生成の検討―オランダ・デルフトでの研究報告 九州大学 中野 晶子
15:20~15:35 休憩
15:35~15:50 (9) 微生物を用いた地盤改良の現地適用に向けた検討 土木研究所 稲垣 由紀子
15:50~16:05 (10)地盤環境で微生物を利用する場合の安全性評価について 大成建設 高畑 陽
16:05~16:20 (11)種々の廃棄物の特性を活かした土質改良 石川工業高等専門学校 重松 宏明
16:20~16:30 閉会挨拶
・参加費:ワークショップは無料,懇親会は参加者のみ会場にて集金させて頂きます
・連絡先:独立行政法人 土木研究所つくば中央研究所
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム 稲垣 由紀子
E-mail:y-inaga@pwri.go.jp TEL:029-879-6771,Fax:029-879-6735
・CPDポイント:本プログラムは土木学会のCPD認定を受けております。(3.0単位)
また,地盤工学会へもCPD認定を申請中です。