直接基礎検討における三軸圧縮試験結果の取り扱いについて

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

開発道路の築造工事で、L型擁壁(プレキャスト)の支持地盤につき三軸試験を行ったところ、φ=23.3,C=51.7(粘性土)の結果を得ました。そこで、「擁壁工指針」にある滑動照査計算の分子項(V0・μ+CB・B’ μ=tanφB)において、CB=C, V0・μ=0 (cに依存する地盤材料と判断)として計算したところ、市の担当者から次の「要旨」に示す指導(メール)を頂きました。 
擁壁の安定照査計算では、「三軸試験の結果を適用できない」、また「CとCBに関係性がなく、いかなる条件でも(CB=)0として扱う」と指導されています。 これでは土質試験を行う意味もなく、いささか納得がいきません。 皆様の知見をお尋ねしたく投稿させていただきました。
次に、市担当者の指導を要約しました。
----------------------------------------------以下要旨
・文献をあたってみたところ、次の参考となる文献があった。
 国土交通省所管の独立行政法人 土木研究所の資料で「性能規定体系における直接基礎の安定照査法に関する研究」である。
 https://www.pwri.go.jp/jpn/results/db/doken_kankoubutu/doken_shiryou/fil...
 これは道路橋示方書からみの文献であるが、....続きを読む

RSS - 三軸圧縮試験 を購読